「座り(腰かけ)」が不安定
【落下を制御できていますか?】
座る(腰かける)動作は重力に従う方向への動きなのでラクかと思いきや、どっこい、重力に逆らう力がないと、ドスンと「落下」してしまいます。
上半身の落下を制御できなくなって来ていると、腰掛けたり横になったりする際に上半身がドサッと落ちるような動きになってくるので、「もうすぐ転倒しそうな兆候」だと捉えて対応するようにして下さい ↓
【関連動画】
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↑転倒の前には、こういう兆候(シグナル、 サイン)を発していることが多いです
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【ゆっくり下がれる仕組みを復活】
座り(腰かけ)動作は、上半身を落とさずゆっくり下がる動作なので、基本的には上半身を支える(保持する)能力の向上・維持で対応します。
「レナト式リハビリ」でいうと、やはり、その1~3が該当します ↓
【該当書籍】
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その1「身体の中心を安定させる」
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↑どんな姿勢や動作も「体の中心=腹筋」が収縮しないと「力の拠り所」がなく不安定になります。
その1では、腹筋が「自動的に」締まるようにするカンタンな方法をご紹介しています
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その2「身体の土台をつくる」
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↑上半身を載せる「土台」が左右均等でなく、傾いていたり、太腿の骨を内股に保持できず開脚になると、頭の位置も下がります。
その2では、トントンするだけで「土台」をつくるカンタンな方法をご紹介しています
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その3「身体の柱をつくる」
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↑上半身が横や前後に傾いていると、頭の位置が低くなります。
その3では、上半身の「側方の柱」であるウエストの筋肉を、電気のスイッチを入・切するようなシンプルさでつくる方法をご紹介しています
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【座り動作でも「おじぎ」が必要】
座り(腰かけ)動作は、立ち上がり動作の反対(リバース)なので、座面に着地する直前は「おじぎ」出来ていないと、後方へ倒れてしまいます。
その際、相手の体の硬さ(特に背面)がジャマして、おじぎが出来ない場合は、ほぐす必要がありますね ↓
その4「身体の硬さをとる」
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↑長時間・長期間に不動などのせいで、全身が硬くなっている場合は、重力を使うための「おじぎ」をしたくても、背面の筋膜が突っ張ってそれをジャマします。
やみくもにほぐすのは時間も労力もかかって大変なので、効率よくラクに行いましょう
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【関連動画】
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↑背面(の筋膜)が硬いと、胴体を曲げにくくなります
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↑ 動作改善はいつもシンプルな「2本柱」で行います
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