5作目 「在宅特集:家族がリハビリをする時代」
表紙
タイトル |
「家族もできる、
あまり動けない人へのリハビリ」
~その5:在宅特集
家族がリハビリをする時代~
販売形式 |
Amazonにて
この本の主な対象者 |
1. 在宅生活が順調でない人
①「逆効果」なことを、
よかれと思い行っている人
②身体的な「悪循環」の状態を
知らず、放置している人
③身体や動きが発する
「動作能力低下の兆候」を
知らず、放置している人
④脳卒中後遺症人(片麻痺など)に
どう対応してよいか分からない人
2. 介助方法や福祉用具のことが
よく分からない人
①介助される人が大変そうなので、
もっとラクに介助してあげたい人
②リハビリの効果もある介助方法を
やってみたい人
③介助者の腰などが痛いので、
自分の身体を守れる介助方法を
知りたい人
④福祉用具(杖や歩行器、車イス
など)の選び方が分からない人
作品の概要 |
増えつつある「在宅医療」ですが、
やって行けそうですか?
少子(超)高齢化で労働力不足。病院の
ベッド数が不足したり、職員不足で高齢者
施設が入所制限したり。経済的にも負担が
少な目の在宅医療を選択する(せざるを
得ない)人が増えています。
本来なら、設備の整った病院や施設で手厚い
ケアやリハビリを受けたいのに、そういう状況
ではないため(あるいはご本人が自宅で過ごす
意思を尊重して)在宅生活の継続を決意した
ものの、どうしてよいか分からないことが多い
のではないでしょうか?
在宅継続も「2本柱」で
在宅生活を継続したいなら、シンプルな
「2本柱」で考えてみるとよいですよ。
2本柱とは、
①在宅生活の継続に不足するものは足し、
②在宅生活の継続をジャマするものは
取り除く(減らす)。
これだけですね。
①在宅継続に「不足するもの」
もちろん医療や介護、リハビリなどのケアが
不足すると、状態悪化で結局入院(入所)と
いうことになりかねません。不可逆的な変化
だと、もう自宅に戻れない可能性もあります。
他には、「あった方がよい知識」などもそう
ですね。福祉用具の選び方や身体能力低下の
兆候などを知っていれば、転倒事故などを
防げる可能性が高まり、その結果、在宅生活を
続けられる可能性が高まります。
事故防止以外にも、より良い介助方法なども
知っていれば、ご家族の心身の負担も減り、
「共倒れ」を防ぐことで、やはり在宅継続の
可能性を高めてくれますね。
②在宅継続を「ジャマするもの」
一方、在宅生活の継続をジャマする要素は、
どういうものがあるでしょうか。
病院や施設などと異なり、バリアフリーでない
環境などももちろんですが、医療福祉専門職で
ない人がケアするのであれば「人的環境」も
大きな要素になります。
「素人判断で」とか「よかれと思って」など、
危険や逆効果につながりかねないことをして
しまう可能性が在宅生活では(病院や施設に
比べ)高まってしまいます。
極端に言えば、訪問系の医療福祉サービスが、
利用者ご本人をプラスの方向へ導いていても、
介護者が知らずに逆効果なことをしてしまうと
「プラスマイナス・ゼロ」又は「マイナス」
な状態にしてしまいかねません。
そういうものを防ぎつつ不足分は足すことで、
希望する在宅生活が少しでも長く続く可能性を
高めたいですね。
作品の目次 |
●点と点とを、線にして行く
●在宅生活を続けられなくなる場合
●ああ、誤解
1. 本当に歳や病気のせいですか?
2. 歩かないと歩けなくなる、という
特大の誤解
3. マッサージばかりやっている、
という誤解
●ああ、逆効果
1. 痛みにつながるもの
2. 動作や姿勢を悪化させかねないもの
3. 高血圧や持久力低下になりかねない
もの
●ああ、悪循環
1. ガニ股・出っ尻(でっちり)
2. やせた側のお尻を使わなく
(使えなく)なる
●脳卒中片麻痺
~肩代わりの最たるものかも~
~手のひらや足の裏の話~
●その他
1. 肥満
2. リハビリの卒業
3. セルフケア
4. 身体能力低下のサイン
①ドサッと座ったり、寝転がったり
②ベッド上に両脚を引き上げられない
③起き上がる際に両下肢がベッド外に
落下する
④ワイドスタンス(両脚開き)、
伝い歩き
⑤上半身の動揺
5. 運動連鎖
●福祉用具
1. 車椅子
2. 歩行器
3. 杖
●リハビリ効果もある介助方法
1. 起き上がり
2. 立ち上がり
●介護者が腰痛にならない方法
●まとめ:朝起きてからの1日の動き
↑ 介助者が腰を痛めないカンタンな方法も
ご紹介しています。
作品の補足 |
1. YouTube
出版作品 |