第391号:レナト式リハビリのフロー294:片麻痺への対応206 〜片麻痺関連の余談145:〜街中で見かける介助139〜
<第391号(2026.10.17)>
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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。
第391号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー294
「片麻痺への対応206 〜片麻痺関連の余談145:〜街中で見かける介助139〜」
■編集後記:精神の緊張→体の緊張は、こういう舞台でも('ω')
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■レナト式リハビリのフロー294
「片麻痺への対応206 〜片麻痺関連の余談145:〜街中で見かける介助139〜」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/free/w186
今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しく・ラクになって来ますよ。
「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。
介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、
介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、
(家族もできる)リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。
片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、
「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。
ご本人の頑張り屋な性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、
「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過緊張な状態の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。
ここしばらくは余談的に「立ち上がった後の動作」として「移乗」に進み、
「(移乗介助時に)介助者と一緒に落下」の防御策や、
「ベッド上で、(横になっている)相手の体をラクに移動させる」方法に関してもお話ししました。
最近は、ベッド上の移動介助をする際に、(片麻痺の過緊張型に限らず)相手の体が硬すぎる場合の対策(準備)のお話をしています。
関連する書籍は以下のものです↓
【参考書籍1:相手の体の硬さを無理なく緩める方法に関するもの】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w16
【参考書籍2:自分の体をほぐす方法(他者に対しても使えます)】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362
片麻痺過緊張型に限らず、相手の体が(不動などの影響で)硬い場合は、
急に動かしたり、無理に動かしたりすると、相手が痛がる場合がよくあります。
ここで全身を覆う「筋膜」に関する話を思い出して下さい(上記の書籍も、それに関するものです)。
関連する動画を以下にご紹介しておきます↓
【筋膜由来の痛みにつながる仕組みなどをご紹介した動画群】
https://www.youtube.com/watch?v=P881ZdNjsrg&list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7
【いわゆる「ストレッチ」に注意、という動画】
https://www.youtube.com/watch?v=HlZ9kOfQLM8&list=PL87Hh0oDQOdcb7NKP-9oTXixJZFUIovp3
臥床習慣が強い(臥床時間が長い)だけでも筋膜は柔軟性が乏しくなりやすいですし、
そこに気温の低下や精神的な過緊張なども加わると筋膜はさらに縮こまり、なおさら相手の体は硬くなってしまいます。
普段から全身的に体をゆるめておくケアも大事ですし、それらが難しい場合は、せめて体を動かす直前に「最も筋膜のゆとりが欲しい部位」にだけでもアプローチしたいところです。
まずは普段からの「全身的」ケアに関して見て行きましょう。直接相手の体を触るケア以外にも、環境面などを整えることも大事になります。
筋膜が縮こまる・体が硬くなる「(人的要素を含む)環境的な要因」としては、主に以下のようなものがあります。
1)気温の低下(寒くて縮こまる)
2)痛み(防御的に縮こまる)
3)精神的な緊張の上昇(緊張して縮こまる)
4)不動の時間の長さ(例:寝たきり、など)
今回は、上記4に進む前に、
余談的に「低反発マットレスのデメリット」に関するお話です。
何事も目的次第なので、もちろん「体圧分散」で「褥瘡予防」などのメリットもあるのですが、
動作改善というリハビリ目的においては、デメリットが少なくありません。
低反発マットレスを使ったことがある人は感じたかと思いますが、寝返りや起き上がりがしづらいですね。
起き上がる際に敷布団などを押しても、力が吸収されてしまい、思うように動けない感じです。
人間の動作はもともと、「反力」を利用して行うようにできています。
「反力」とは、床や壁などを押すと、同じ力で押し返して来る力のことですね。
反力が小さいと、豆腐を押すように「ズブズブ」体が入って行きますし、
さらに反力が小さいと、プールのように体ごと入ってしまいます。
しかも、人間の体には「圧を感じるセンサー」が、骨の出っ張り部などにより多く配置され、自分の姿勢制御などにも活用されています。
つまり、必要な圧が(分散されずに)その部位にかかるから、姿勢も制御しやすいわけです。
低反発マットレスに寝た際のあの独特な「違和感」は、姿勢制御や動作に必要な反力を充分に活用できていない状態だから、ということですね。
なので、リハビリ目的であれば、基本的には低反発マットレスはお勧めできませんが、
「もう自力で動くのは無理」「褥瘡を防ぐのが何より優先」」などの場合は別、ということです。
せっかく「反力」の話が出たので、さらに余談として、それに関連する福祉用具の話を次号ではお伝えする予定です。
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■編集後記
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野球界ではポスト・シーズンの試合が行われています。
レギュラー・シーズンも公式戦なので充分大事ですが、
ポスト・シーズンこそが「本番」という風潮さえありますね。
しかも短期決戦なので、ピリピリした緊張感があり、私も好きです。
そういう大事な試合では、やはり「メンタル」が鍵になっているようです。
うまくプレーできれば波に乗って行けるかも知れませんが、
逆にミスをした際のメンタル的な動揺も大きそうです。
精神の緊張により、体(筋膜)が硬くなる状況は、こんな舞台でも観られるわけですね('ω')
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46
・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172