第388号:レナト式リハビリのフロー291:片麻痺への対応203 〜片麻痺関連の余談142:〜街中で見かける介助136〜
<第388号(2026.9.26)>
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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。
第388号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー291
「片麻痺への対応203 〜片麻痺関連の余談142:〜街中で見かける介助136〜」
■編集後記:体が硬くなりやすい季節になって来ました('ω')
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■レナト式リハビリのフロー291
「片麻痺への対応203 〜片麻痺関連の余談142:〜街中で見かける介助136〜」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/free/w186
今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しく・ラクになって来ますよ。
「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。
介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、
介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、
(家族もできる)リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。
片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、
「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。
ご本人の頑張り屋な性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、
「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過緊張な状態の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。
ここしばらくは余談的に「立ち上がった後の動作」として「移乗」に進み、
「(移乗介助時に)介助者と一緒に落下」の防御策や、
「ベッド上で、(横になっている)相手の体をラクに移動させる」方法に関してもお話ししました。
最近は、ベッド上の移動介助をする際に、(片麻痺の過緊張型に限らず)相手の体が硬すぎる場合の対策(準備)のお話をしています。
関連する書籍は以下のものです↓
【参考書籍1:相手の体の硬さを無理なく緩める方法に関するもの】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w16
【参考書籍2:自分の体をほぐす方法(他者に対しても使えます)】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362
片麻痺過緊張型に限らず、相手の体が(不動などの影響で)硬い場合は、
急に動かしたり、無理に動かしたりすると、相手が痛がる場合がよくあります。
ここで全身を覆う「筋膜」に関する話を思い出して下さい(上記の書籍も、それに関するものです)。
関連する動画を以下にご紹介しておきます↓
【筋膜由来の痛みにつながる仕組みなどをご紹介した動画群】
https://www.youtube.com/watch?v=P881ZdNjsrg&list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7
【いわゆる「ストレッチ」に注意、という動画】
https://www.youtube.com/watch?v=HlZ9kOfQLM8&list=PL87Hh0oDQOdcb7NKP-9oTXixJZFUIovp3
臥床習慣が強い(臥床時間が長い)だけでも筋膜は柔軟性が乏しくなりやすいですし、
そこに気温の低下や精神的な過緊張なども加わると筋膜はさらに縮こまり、なおさら相手の体は硬くなってしまいます。
普段から全身的に体をゆるめておくケアも大事ですし、それらが難しい場合は、せめて体を動かす直前に「最も筋膜のゆとりが欲しい部位」にだけでもアプローチしたいところです。
まずは普段からの「全身的」ケアに関して見て行きましょう。直接相手の体を触るケア以外にも、環境面などを整えることも大事になります。
筋膜が縮こまる・体が硬くなる「(人的要素を含む)環境的な要因」としては、主に以下のようなものがあります。
1)気温の低下(寒くて縮こまる)
2)痛み(防御的に縮こまる)
3)精神的な緊張の上昇(緊張して縮こまる)
4)不動の時間の長さ(例:寝たきり、など)
今回も上記3の関連で、より緊張を下げる「簡単な工夫」の紹介です。
最近の内容では、相手の体と敷布団との「接地面積を最大化」し、「軽く揺する」作業に入れる状態まで来たあと、
前号において、相手の体のどこに、あなた(介助者)の手をあてるか、をお伝えしました。
今回は、相手の体に手を置き、軽く揺する際に、「何を意識するか」をご紹介します。
キーワードとしては、圧の行先、転がし方、効果判定へのつなげ方、などがあります。
想定としては、仰向けの相手の骨盤にあなた(介助者)の手をあてるとします(片手でも両手でも)。
まず「圧の行先」に関しては、相手のお尻(つまり、骨盤が敷布団と接している部位)の辺りを意識します。
その辺りに、あなたの手の圧を軽く「かけ続ける」意識で、操作としては骨盤を軽く揺すって行きます。
骨盤の場合は、(頭側から見た)断面が楕円形の下半分に似た形なので、
操作としては、楕円を軽く転がすように、揺すって行くわけです。
もしイメージがわきにくければ、テーブルの上にあるラグビーのボールを想像してみて下さい。
あなたの手をボールの上に置き、ボールがテーブルと接している部位に軽く圧をかけ続けながら、ボールの楕円の形状に合わせて軽く揺する(転がす)、という感じですね('ω')
これでなぜ、相手の緊張が軽減しやすいか、効果判定の方法はどうするのか、などは、
次号以降でお伝えする予定です。
ちなみに、相手の胸郭に手を置いて軽く揺する場合も、要領は同じです。
こういう「揺すり作業」で全身的に緊張を下げた後の方が、筋膜の「ゆとり」を戻す作業などもしやすいですからね(^_-)-☆
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■編集後記
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だいぶ涼しい日が増えて来ました。
朝起きた際に、体が冷えている機会も増え、筋膜の「ゆとり」が乏しくなりがちな人も多いでしょう。
私自身も、まだ体が硬い状態で中腰になったりすると、
腰が「ピキッ」となり、ぎっくり腰の手前のような危険信号が出ることがあります( ;∀;)
体(筋膜や筋肉など)は、気温が低下してくると、体温を逃がしたくないので縮こまり始めます。
それが長時間続くと、全身的に硬くなりますね。
筋膜由来の「関節付近の痛み」も出やすくなって来るので、
それを感じやすい人は、体を冷やさないように意識して下さいね(^_-)-☆
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・メルマガのバックナンバー:
https://no-pain-yes-gain.com/free/w46
・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):
https://no-pain-yes-gain.com/free/w172