第387号:レナト式リハビリのフロー290:片麻痺への対応202 〜片麻痺関連の余談141:〜街中で見かける介助135〜
<第387号(2026.9.19)>
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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。
第387号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー290
「片麻痺への対応202 〜片麻痺関連の余談141:〜街中で見かける介助135〜」
■編集後記:コンテナ型宿舎('ω')
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■レナト式リハビリのフロー290
「片麻痺への対応202 〜片麻痺関連の余談141:〜街中で見かける介助135〜」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/free/w186
今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しく・ラクになって来ますよ。
「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。
介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、
介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、
(家族もできる)リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。
片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、
「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。
ご本人の頑張り屋な性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、
「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過緊張な状態の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。
ここしばらくは余談的に「立ち上がった後の動作」として「移乗」に進み、
「(移乗介助時に)介助者と一緒に落下」の防御策や、
「ベッド上で、(横になっている)相手の体をラクに移動させる」方法に関してもお話ししました。
最近は、ベッド上の移動介助をする際に、(片麻痺の過緊張型に限らず)相手の体が硬すぎる場合の対策(準備)のお話をしています。
関連する書籍は以下のものです↓
【参考書籍1:相手の体の硬さを無理なく緩める方法に関するもの】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w16
【参考書籍2:自分の体をほぐす方法(他者に対しても使えます)】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362
片麻痺過緊張型に限らず、相手の体が(不動などの影響で)硬い場合は、
急に動かしたり、無理に動かしたりすると、相手が痛がる場合がよくあります。
ここで全身を覆う「筋膜」に関する話を思い出して下さい(上記の書籍も、それに関するものです)。
関連する動画を以下にご紹介しておきます↓
【筋膜由来の痛みにつながる仕組みなどをご紹介した動画群】
https://www.youtube.com/watch?v=P881ZdNjsrg&list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7
【いわゆる「ストレッチ」に注意、という動画】
https://www.youtube.com/watch?v=HlZ9kOfQLM8&list=PL87Hh0oDQOdcb7NKP-9oTXixJZFUIovp3
臥床習慣が強い(臥床時間が長い)だけでも筋膜は柔軟性が乏しくなりやすいですし、
そこに気温の低下や精神的な過緊張なども加わると筋膜はさらに縮こまり、なおさら相手の体は硬くなってしまいます。
普段から全身的に体をゆるめておくケアも大事ですし、それらが難しい場合は、せめて体を動かす直前に「最も筋膜のゆとりが欲しい部位」にだけでもアプローチしたいところです。
まずは普段からの「全身的」ケアに関して見て行きましょう。直接相手の体を触るケア以外にも、環境面などを整えることも大事になります。
筋膜が縮こまる・体が硬くなる「(人的要素を含む)環境的な要因」としては、主に以下のようなものがあります。
1)気温の低下(寒くて縮こまる)
2)痛み(防御的に縮こまる)
3)精神的な緊張の上昇(緊張して縮こまる)
4)不動の時間の長さ(例:寝たきり、など)
今回も上記3の関連で、より緊張を下げる「簡単な工夫」の紹介です。
前号までで、相手の体と敷布団との「接地面積を最大化」し、「軽く揺する」作業に入れる状態まで来ました。
次は、相手の体のどこに、あなた(介助者)の手をあてるか、です。
結論から言うと、まずは相手の体の比較的大きな部位にあてます(例えば、骨盤や胸郭など)。
理由は、体幹のような「大きな部位」から軽く揺する方が、相手の体は早くリラックスしやすいからです。
逆に、相手の「手の小指」のような「小さな部位」を先に揺すっても、あまり効果がなさそうなことはイメージしやすいですよね。
相手が仰向け(天井向け)で寝ている状態であれば、骨盤に手をあてる場合は、どの辺りに手を置くと揺すりやすいか(力を伝えやすいか)、ご自分で確かめてみて下さい。
ちなみに、相手が仰向けの場合、骨盤は頭側から見ると、「楕円の下半分」のような断面の形をしているので、どこに力を加えると効率よく揺すれそうですか?(片手・両手、どっちがやりやすいですか?)
次号では、骨盤に置いた手を使って、実際に相手の骨盤を揺するお話です。
その際に、「何を意識して揺するか」をお伝えします。
キーワードとしては、圧の行先、楕円の転がし方、効果判定へのつなげ方、などがあります。
これは片麻痺過緊張型の人に対してのみならず、すべての人間に対して共通の要素(方法)なので、やれるようになると便利ですよ(^_-)-☆
【参考動画:軽い振動で相手の体の緊張を下げる話】
https://www.youtube.com/watch?v=N3oy_n60b3E&list=PL87Hh0oDQOdeoeOvexjky3MmT_eAW8-kn
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■編集後記
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現在は日本でアジア大会が行われています。
今回は選手村がなく、ホテルやコンテナ型宿舎も利用しているようで、
賛否両論ありながらも、運営されています。
ちなみに、コンテナ型宿舎は大会後、災害時の避難施設として再利用されるようです。
私自身は、こういう「一石何鳥」みたいなアイデアは好きですね。
実際、日本は災害国ですし、避難所が不足する際などにコンテナ型宿舎が活躍してもらいたいです。
私が住む北関東は「コンテナ型ホテル」発祥の地(の一つ)だけに?、最近よく見かけます。
機会があれば、そのうち私も試してみたいですね('ω')
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・メルマガのバックナンバー:
https://no-pain-yes-gain.com/free/w46
・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):
https://no-pain-yes-gain.com/free/w172