第382号:レナト式リハビリのフロー285:片麻痺への対応197 〜片麻痺関連の余談136:〜街中で見かける介助130〜

 

 

 

<第382号(2026.8.15)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。










第382号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー285

  「片麻痺への対応197 〜片麻痺関連の余談136:〜街中で見かける介助130〜」




■編集後記:自衛意識の一つ('ω')











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■レナト式リハビリのフロー285

  「片麻痺への対応197 〜片麻痺関連の余談136:〜街中で見かける介助130〜」


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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しく・ラクになって来ますよ。









「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。

介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、

介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、

(家族もできる)リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。










片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、

「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。

ご本人の頑張り屋な性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、

「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過緊張な状態の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。










ここしばらくは余談的に「立ち上がった後の動作」として「移乗」に進み、

「(移乗介助時に)介助者と一緒に落下」の防御策や、

「ベッド上で、(横になっている)相手の体をラクに移動させる」方法に関してもお話ししました。

最近は、ベッド上の移動介助をする際に、(片麻痺の過緊張型に限らず)相手の体が硬すぎる場合の対策(準備)のお話をしています。














関連する書籍は以下のものです↓

【参考書籍1:相手の体の硬さを無理なく緩める方法に関するもの】

https://no-pain-yes-gain.com/free/w16


【参考書籍2:自分の体をほぐす方法(他者に対しても使えます)】

https://no-pain-yes-gain.com/free/w362










片麻痺過緊張型に限らず、相手の体が(不動などの影響で)硬い場合は、

急に動かしたり、無理に動かしたりすると、相手が痛がる場合がよくあります。

ここで全身を覆う「筋膜」に関する話を思い出して下さい(上記の書籍も、それに関するものです)。

関連する動画を以下にご紹介しておきます↓

【筋膜由来の痛みにつながる仕組みなどをご紹介した動画群】

https://www.youtube.com/watch?v=P881ZdNjsrg&list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7


【いわゆる「ストレッチ」に注意、という動画】

https://www.youtube.com/watch?v=HlZ9kOfQLM8&list=PL87Hh0oDQOdcb7NKP-9oTXixJZFUIovp3












臥床習慣が強い(臥床時間が長い)だけでも筋膜は柔軟性が乏しくなりやすいですし、

そこに気温の低下や精神的な過緊張なども加わると筋膜はさらに縮こまり、なおさら相手の体は硬くなってしまいます。

普段から全身的に体をゆるめておくケアも大事ですし、それらが難しい場合は、せめて体を動かす直前に「最も筋膜のゆとりが欲しい部位」にだけでもアプローチしたいところです。

まずは普段からの「全身的」ケアに関して見て行きましょう。直接相手の体を触るケア以外にも、環境面などを整えることも大事になります。












筋膜が縮こまる・体が硬くなる「(人的要素を含む)環境的な要因」としては、主に以下のようなものがあります。

1)気温の低下(寒くて縮こまる)
2)痛み(防御的に縮こまる)
3)精神的な緊張の上昇(緊張して縮こまる)
4)不動の時間の長さ(例:寝たきり、など)









一つひとつ、見て行きましょう。今回は上記3です。

「精神的な緊張」は、脳卒中片麻痺の過緊張タイプの人であれば、(関節運動まで起こしてしまうため)影響が分かりやすいでしょう。

しかし実際は、片麻痺でない一般の人でも(程度に差こそあれ)精神的な緊張で筋膜は縮こまり、体が硬くなってしまいます。

例えば、大事な面接やプレゼンの前など、大きなプレッシャーを感じる際は、精神的な緊張で体が硬くなったりしますね。












「心と体はつながっている」ことは、誰しも経験で分かるでしょう。

つまり、精神的な過緊張は、体の過緊張も引き起こし、それが長時間続くと、体が硬くなりやすい、ということです。

前号の最後にも少しお伝えしましたが、「また痛いことをされると思うと憂鬱だ」という「予期恐怖」なども、人によっては精神的な緊張を持続的に高めてしまいます。

そういう心境・状態の相手に対して無関心な対応をする人は(プロ・アマ問わず)、自ら相手の体を硬くしているのに、「本当にケアしづらくて困るよ」と相手のせいにしかねません('ω')














緊張グセにも個人差がありますし、「精神的に緊張しやすい人」は「リラックスしにくい人」とも言えます。

そういう前提で、相手がどういう人か、どういう反応を示すかに関心をもって、

緊張しやすい相手に対しては、環境設定・声掛け・体の触り方(刺激の入れ方)などを意識的に整えてあげた方が良いですね。

上記4へ進む前に、それらの整え方の具体例を、次号で考えてみましょう(^_-)-☆








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■編集後記
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台風の合間なのに「大雨災害」が発生しています。

最近は「線状降水帯が〜」とか、「〇日分の雨が1日で降って〜」とか、

「過去に例をみない」という表現をよく見かけるようになりました。

「異常気象」が日常化しつつあるのを改めて感じます。















私も引越をする際には、候補地の「ハザードマップ」を必ずチェックするようになりました。

物理的に低い土地はそういう確認で避けられますが、さほど低くなくても、雨量に対して排水機能が負ける場合は、やはり冠水します。

以前、近所でも少し冠水した際に、たまたま外出していたので、濡れついでにどの辺りが冠水しているかチェックしながら帰宅したことがありました。

「(大雨になりそうなら)あの辺を通るのは、やめておこう」と認識しておくことも自衛の一つですね(^_-)-☆









































最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172