第381号:レナト式リハビリのフロー284:片麻痺への対応196 〜片麻痺関連の余談135:〜街中で見かける介助129〜
<第381号(2026.8.8)>
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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。
第381号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー284
「片麻痺への対応196 〜片麻痺関連の余談135:〜街中で見かける介助129〜」
■編集後記:「自分が何を話しているか」を見直すのは有益です(^_-)-☆
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■レナト式リハビリのフロー284
「片麻痺への対応196 〜片麻痺関連の余談135:〜街中で見かける介助129〜」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/free/w186
今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しく・ラクになって来ますよ。
「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。
介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、
介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、
(家族もできる)リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。
片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、
「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。
ご本人の頑張り屋な性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、
「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過緊張な状態の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。
ここしばらくは余談的に「立ち上がった後の動作」として「移乗」に進み、
「(移乗介助時に)介助者と一緒に落下」の防御策や、
「ベッド上で、(横になっている)相手の体をラクに移動させる」方法に関してもお話ししました。
最近は、ベッド上の移動介助をする際に、(片麻痺の過緊張型に限らず)相手の体が硬すぎる場合の対策(準備)のお話をしています。
関連する書籍は以下のものです↓
【参考書籍1:相手の体の硬さを無理なく緩める方法に関するもの】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w16
【参考書籍2:自分の体をほぐす方法(他者に対しても使えます)】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362
片麻痺過緊張型に限らず、相手の体が(不動などの影響で)硬い場合は、
急に動かしたり、無理に動かしたりすると、相手が痛がる場合がよくあります。
ここで全身を覆う「筋膜」に関する話を思い出して下さい(上記の書籍も、それに関するものです)。
関連する動画を以下にご紹介しておきます↓
【筋膜由来の痛みにつながる仕組みなどをご紹介した動画群】
https://www.youtube.com/watch?v=P881ZdNjsrg&list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7
【いわゆる「ストレッチ」に注意、という動画】
https://www.youtube.com/watch?v=HlZ9kOfQLM8&list=PL87Hh0oDQOdcb7NKP-9oTXixJZFUIovp3
臥床習慣が強い(臥床時間が長い)だけでも筋膜は柔軟性が乏しくなりやすいですし、
そこに気温の低下や精神的な過緊張なども加わると筋膜はさらに縮こまり、なおさら相手の体は硬くなってしまいます。
普段から全身的に体をゆるめておくケアも大事ですし、それらが難しい場合は、せめて体を動かす直前に「最も筋膜のゆとりが欲しい部位」にだけでもアプローチしたいところです。
まずは普段からの「全身的」ケアに関して見て行きましょう。直接相手の体を触るケア以外にも、環境面などを整えることも大事になります。
筋膜が縮こまる・体が硬くなる「(人的要素を含む)環境的な要因」としては、主に以下のようなものがあります。
1)気温の低下(寒くて縮こまる)
2)痛み(防御的に縮こまる)
3)精神的な緊張の上昇(緊張して縮こまる)
4)不動の時間の長さ(例:寝たきり、など)
一つひとつ、見て行きましょう。今回は上記2です。
誰しも経験があるかと思いますが、痛みがあると、そこを動かしたくない(動かされたくない)ため、痛い部位の周辺など、体は縮こまろうとしますね。
一時的なケガの痛みならば、それが治癒すれば動きやすくはなるでしょうが、筋膜由来の痛みであれば、
痛い→防御的に縮こまる(動かない)→動かない時間が長くて更に筋膜の伸縮性が低下→さらに全身が硬くなる→あちこちの「付け根」が痛む、という「悪循環」に陥りやすくなります('ω')
全身が板状に硬くなってしまった人だと、どこの関節を動かしても痛む可能性がありますし、
そうなるとご本人は「動くの(動かされるの)もうイヤ」となりかねませんね。
これだと、介助者も大変です。相手がイヤがることを続ければ、信頼関係にも影響しそうです。
相手から暴言・暴力などを受けるようだと、介助者の心身の健康に悪影響が大きく、在宅生活の継続にも影響しますもんね('ω')
筋膜由来の痛みの場合、筋膜の「ゆとり」が乏しいのに動かされる(関節運動により、引っ張られる)から、痛みを発しているので、
その部位に筋膜の「ゆとり」を(一時的にでも)戻してやって痛みが無くなる(または減る)なら、
「やはり、筋膜由来の可能性が高いね(少なくとも、その要素は含まれてそうだね)」と判断できます。
ならば、痛がる部位の周辺から筋膜を寄せて「ゆとり」を戻しつつ、全身的にも「ゆとり」を維持できるケアを普段から行いたいところです(具体的な方法は、前述の書籍などをご参照下さい)。
筋膜の縮こまり方や痛みの出方には、個人差があります。
私自身は筋膜由来の痛みが「かなり出やすいタイプ」で、ひどい時は同時に6か所くらい痛かったことがあります( ;∀;)
また、入院している人で、定時の体位交換時に痛みに苦しむ人などは、痛みによる更なる縮こまりに加えて、
「次の体位交換でも痛いのか」と憂鬱(精神的な緊張状態)が続くことで、さらに体が縮こまりかねません。
次号では、そういう要素、上記3の「精神的な緊張の上昇」を見て行きましょう('ω')
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■編集後記
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私は「分析」するのが好きなので、他者のコメントなども分析するのが好きです。
テレビやYouTubeなどで誰かが何かのコメントをしているのを聴いて、
「そう言うには、こういう根拠が不足しているよね」とか、
「この人はとても主観的だし、想いグセに縛られているなあ」とかいった感じで、楽しんで視聴しています('ω')
想いグセの強い人は、なにかと損(ロス)をしがちな印象です。
発想の範囲を自ら狭めているため、より楽な解決法に気づきにくくなりますし、チャンスにも気づきにくくなります。
ご本人はうまく行かないもんだから、周囲や環境への感謝も乏しくなって、さらに解決法もチャンスも訪れにくくなる「悪循環」になりかねません。
「自分はうまく行っていない」と感じている人は、「自分が普段、どういうことを話しているのか」を客観的に見直してみると、有益な発見があるかも知れませんね(^_-)-☆
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46
・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172