第341号:レナト式リハビリのフロー244:片麻痺への対応156 〜片麻痺関連の余談95:〜街中で見かける介助89〜

 

 

 

<第341号(2025.11.1)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。










第341号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー244

  「片麻痺への対応156 〜片麻痺関連の余談95:〜街中で見かける介助89〜」




■編集後記:この時期の恒例行事




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■レナト式リハビリのフロー244

  「片麻痺への対応156 〜片麻痺関連の余談95:〜街中で見かける介助89〜」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。

介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、

介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、

リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。








片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、

「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。

ご本人の頑張り屋な性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、

「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過剰な緊張の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。









ここしばらくは「立ち上がり動作」を代表例に「悪循環」と「好循環」の状態を比較して来ました。

ただ、実際の生活では「立ち上がって終わり」ではないでしょうから、

最近は余談的に「立ち上がった後の動作」に関してお伝えし始め、「移動」の次に「移乗」に入りました。

そして、「(移乗介助時に)介助者と一緒に落下」の話をすべく、以下の参考動画をご紹介しながら進めています。



【参考動画:移乗介助中に、介助者が一緒に落下】

https://www.youtube.com/watch?v=Cvdod-boRdw&list=PL87Hh0oDQOdeDg9_IQdK0yZ6GLeTNxHwT&index=6











現在は「(移乗介助時における、相手と)一緒に落下の仕組み」に入っていて、

上記の動画内では「一緒に落下」の現象を、以下の2つに大別し、掘り下げています。

1)密着したまま

2)高いところから









第336号からは上記1の「密着したまま」の掘り下げに入っていました。

それをざっくりまとめると、介助対象の相手(腰かけているご本人)の体幹が硬く曲げにくい(上体を前傾しづらい)せいで、

介助者がかなり近づかざるを得ず、

「密着」の要素が発生する、ということでした。









加えて、相手が(体幹が硬いせいで)上体を前傾しづらいと、

効率的な立ち上がり動作で大事になる「おじぎ」が出来ないため、

お尻を少しだけ浮かして移乗するという、省エネな方法も取れなくなります。

かと言って、真上に立ち上がらせるのは非効率過ぎて大変なのは、前回ご自分の体で試してもらいましたね。










さて、いったんここで、「では、それらに対して、どうケアするのか」というお話をします(上記2の要素へ進む前に)。

ざっくり言えば、普段から相手の体幹が曲がるように柔軟性を整えておくことと、

移乗介助の直前にも柔軟性を高めるアプローチをしておくと、

相手の「おじぎ」が実現して、効率的な移乗介助ができる可能性が高まる、ということです。












過緊張タイプの片麻痺の人は、普段から寝かされがちですし、

長時間・長期間の臥床で全身が「板状に」硬くなりがちです。

仮に臥床が仕方ないとしても、普段から手を入れておくことで「柔軟性は出来るだけ維持」しておくわけですね。

方法としては、レナト式リハビリでよく登場する「筋膜のゆとり」をつくる作業がここでも登場します。











次号では、普段から具体的にどのように手を入れておくと、

比較的柔軟性が保たれやすいか(筋膜のゆとりをキープしやすいか)ということをご紹介します。

これまでの筋膜系の動画や筋膜のゆとりを作る過去作(書籍)を確認しておいてもらうのも良いでしょう。

【筋膜を緩める系の動画(再生リスト)】
https://www.youtube.com/playlist?list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7

【筋膜の緩める系の書籍】
相手に対して↓
https://no-pain-yes-gain.com/free/w16

自分に対して(セルフの方法)↓
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362






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■編集後記
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インフルエンザの予防接種をして来ました。

若い頃は予防接種を打つ習慣がなかったのですが、

2年連続でインフルにかかって苦しんでからは、

毎年打つようにしています( ;∀;)








インフルで高熱が出ると、布団からトイレまで移動するのも大変でした。

動作能力や生活の質が一気に低下することに驚いた記憶があります。

事故や病気などで、一気に生活が変わってしまう人の気持ちを

少し「疑似体験」していたのだと、今は感じます('ω')
















最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172