第271号:レナト式リハビリのフロー175:片麻痺への対応86 ~片麻痺関連の余談25:~街中で見かける介助19~

 

 

 

<第271号(2024.6.29)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。 










第271号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー175

  「片麻痺への対応86 ~片麻痺関連の余談25:~街中で見かける介助19~」




■編集後記:最近は「梅干し」を食べています





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■レナト式リハビリのフロー175

  「片麻痺への対応86 ~片麻痺関連の余談25:~街中で見かける介助19~」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








ここしばらくはずっと、レナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話を進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









最近は余談的に、「片麻痺に関するその他」に進んでいます。

これまで「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えし、最近は「介助」でした。

ただ、介助量やリスクを減らしたいなら、その場での介助スキルに頼り過ぎるより、

普段から(介助対象である)ご本人の能力を、リハビリで向上・維持しておいた方がいいですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

ただしこれまでは、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、どちらかと言えば「不足は足す」方の話でした。

今回も「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話で、片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」を取り除いたり(減らしたり)、

普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、過緊張タイプの片麻痺者の、動作まで硬くなって不安定になる(事故リスクや介助量が増す)ことを抑えたいものです。








効率よくサッと筋膜(筋肉)を緩めることで、体の柔軟性を取り戻したい場合、

概要としては、筋膜ラインの「交点」を狙ってほぐすと手っ取り早いので、

具体的な方法などをご紹介すべく、(ご自分の体で試しやすい)手首からご紹介を始めています。

【参考:比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362







前号でご紹介したような触り方(あなたの右手首に対して、あなたの左手指をあてた状態)で、

「どの方向に動かすか」というのが今回のお話です。

かんたんにお伝えすると、手首(関節部を触るとイヤな感じがする人は少し肘寄り)にあてた指を「斜めに」まず動かします。

手のひら側で言うなら、あなたの左手の親指が右手首の真ん中にあるので、まずは右親指の方向(つまり、右斜め上)に動かすわけです。







この際、おもしろいのは、裏側にある(右手の甲側の手首にあてた)あなたの左手指は、自動的に「斜め下」に動くことです。

レナト式リハビリでは、体(筋膜、筋肉)をゆるめる際に、両側から挟み、

「つるべの動き」というか、各面を逆方向へ動かすことで効率よくゆるめることをします。

もちろん、今回の手首に対する場合も、意識して「つるべの動き」をすると尚良いですね。

【参考:つるべの動きの仕組みや方法をご紹介した書籍】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w16







動かす方向だけをお伝えすると、(右手のひら側の手首にあてた)あなたの左手の親指は、

その後、反対方向(左斜め下=右手の親指から離れる方向)へ動かしますし、(たすき掛けのように、クロスするように)その逆の斜めにも行うことで、「X字」になります。

筋膜ラインの「交点」を狙って効率よくほぐそうとしているので、交点にあてた指が「X字」に動くのは、なんとなくイメージしやすいかと思います。

今回の「動かす」という表現はおおまか過ぎるので、次号では詳しく「寄せて、振動刺激を入れる」という具体的な動かし方のお話に進んで行く予定です。



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■編集後記
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最近は諸事情?で、「梅干し」をよく食べています。

世間で言われているように栄養豊富ですし、

アルカリ性食品なので、体の酸化の防いでくれそうなところが気に入っています。

実際、最近は夏場な上に、個人的に立て込んでいるのですが、体調を維持できています(^O^)/








日本人の体や日本の気候には、日本の(伝統的な)食べ物が合っているのでしょうね。

ただ、今後温暖化が進み、日本が熱帯化して行くと、どうなるのやら?

日本でもより南国的なものが栽培され、一般家庭の食卓にも定着したりと、

100年後には「日本の食べ物」も変わっているのかも知れませんね('ω')




















最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172