余計に歩きづらそうになった
※リハビリ専門職にかかっていて、その指示
通りに自宅で対応している場合は除きます。
よくある「逆効果」のケースは「歩けなくなる
と困る」という恐怖心から、ご本人やご家族が
自らの判断で歩く練習をしてしまう場合です。
【関連動画】
|
※画像のクリックで動画へ移動します ↓
|
↑「よかれと思って」とか「歩けなくなると 困るという恐怖心で」左右のバランスを整え ないまま自己判断で歩行訓練をしようとする と、逆効果」になりやすいです。
|
片麻痺(特に過緊張タイプ)でよくあるのは、
使いやすい「非」麻痺側に頼った歩行になり、
体の偏り・ゆがみが増強させてしまい、歩く
能力を向上させたいのに、逆に低下させて
しまうケースです。
そして、ニッチもサッチも行かなくなってから
「リハビリの先生、なんとかして」ということ
を繰り返していると、リハビリ専門職が使える
限られた時間はそのリカバリーにかなり割かれ
てしまい、リハビリが思うように進められなく
なってしまいます。これでは誰にとっても
メリットがありません。
リハビリ専門職は麻痺側へ介入し、麻痺側で
支える能力を高めてから歩行訓練を行うのが
一般的です。これは専門的なスキルが必要に
なるため、ここは専門職の出番になりますが、
ご家族にもできることは色々とあります。
例えば、過緊張で硬くなってしまった体を
ほぐしてあげることもそうですし、過緊張
になる要因である「体のゆがみ」などを
整えることもそうです。
「急がば回れ」なので、まずは左右均等な
状態にご本人の体を近づけてあげて下さい。