第294号:レナト式リハビリのフロー197:片麻痺への対応109 〜片麻痺関連の余談48:〜街中で見かける介助42〜
<第294号(2024.12.7)>
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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。
第294号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー197
「片麻痺への対応109〜片麻痺関連の余談48:〜街中で見かける介助42〜」
■編集後記:ようやく「電気」に興味を持つようになりました(^O^)/
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■レナト式リハビリのフロー197
「片麻痺への対応109〜片麻痺関連の余談48:〜街中で見かける介助42〜」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/free/w186
今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。
「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。
介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、
介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、
リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。
今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。
さらに言うと、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話になります。
片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」は動作をジャマするので、それをを取り除いたり(減らしたり)、普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、
ご本人の動作能力の向上や事故リスクの軽減、介助者であるあなたの介助負担の減少などを目指しましょう。
効率よくサッと筋膜(筋肉)を緩めることで、体の柔軟性を取り戻したい場合、
概要としては、筋膜ラインの「交点」を狙ってほぐすと手っ取り早いので、
具体的な方法などをご紹介すべく、(ご自分の体で試しやすい)手首からご紹介を始めています。
【参考:比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362
今回は、コリや痛みにつながりやすい体(筋膜)の硬さが、
どういう条件で起こりやすいかをまとめてみます。
これまでも都度お伝えして来た要素の復習になりますが、
良い機会なので、全体像を把握して、対処法を検討してみましょう。
よくある、「体(筋膜)が硬くなりやすい条件」は以下のようになります↓
<温度関連>
・低い気温
・気温の低下(変化)
<不動関連>
・長時間・長期間の臥床など
・体重(体圧)が偏った部位にかかり続ける状態
<精神関連>
・精神の緊張
<その他>
・痛みによる防御的収縮
・片麻痺の過緊張(その状態の継続)など
筋膜は「全身タイツ」をイメージしてもらうと分かりやすいです。
皮膚や筋肉の動きと連動しますし、伸縮性(柔軟性)があるからこそ機能します。
逆に、筋膜が硬く縮こまってしまうと、動きにくくなり、
無理に動こう(動かそう)とすると痛みなどにつながりやすくなる、というお話はこれまでもして来ましたね。
次号では、<温度関連>から行きましょう。
よくご紹介する要素ですが、よく起きやすい場面のご紹介や、
ではどの程度まで体を温めれば良いのか、ということなども、
お伝えして行く予定です('ω')
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■編集後記
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私は最近、「電気」に興味を持ち始めています。
きっかけは、小さなソーラーパネルを使って、ポータブル電源に少しずつ給電・蓄電するようになったことでした。
「何ワット蓄電されたら、あの家電を何時間使うことができるなあ」などと、
「やりくり」的なことを考えているのが結構楽しいのです(>_<)
自分のポータブル電源は容量が小さ目の物なので、
その容量で使える家電(各消費W数)を調べるのも楽しいです。
「(冬なら)電気毛布は消費電力が割と少ないんだなあ」「だったら、被災時でも使える可能性があるなあ」などと妄想しながら、
電気を効率よく使う工夫なども調べて楽しんでいます(^O^)/
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46
・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172