第293号:レナト式リハビリのフロー196:片麻痺への対応108 〜片麻痺関連の余談47:〜街中で見かける介助41〜

 

 

 

<第293号(2024.11.30)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。 










第293号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー196

  「片麻痺への対応108〜片麻痺関連の余談47:〜街中で見かける介助41〜」




■編集後記:良い意味で「ゆるく」行きましょう




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■レナト式リハビリのフロー196

  「片麻痺への対応108〜片麻痺関連の余談47:〜街中で見かける介助41〜」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。

介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、

介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、

リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

さらに言うと、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話になります。

片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」は動作をジャマするので、それをを取り除いたり(減らしたり)、普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、

ご本人の動作能力の向上や事故リスクの軽減、介助者であるあなたの介助負担の減少などを目指しましょう。








効率よくサッと筋膜(筋肉)を緩めることで、体の柔軟性を取り戻したい場合、

概要としては、筋膜ラインの「交点」を狙ってほぐすと手っ取り早いので、

具体的な方法などをご紹介すべく、(ご自分の体で試しやすい)手首からご紹介を始めています。

【参考:比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362








最近はセルフで行う方法に入っています。

介助者であるあなた自身、ご自分の体をケアしないと(柔軟に保たないと)、

体が硬くなり→介助動作を行う際に痛める→痛みのせいで介助(介護)が余計に大変になる、というパターンに陥りかねません。

在宅ケアを何らかの事情で選んでいる場合は、介助者の健康維持は鍵になりますね。








痛みまで行かなくても、「コリ」に悩まされる人もいるでしょう。

前回は、よく「コリ」が起こる部位の「色んな裏側」をゆるめることで「コリ」をラクにすることをお伝えしました。

今回はセルフだと「この部位って、届かない(ゴシゴシしづらい)」という部位に対して、

シンプルにこうすれば出来ますよ、というお話です。








例えば、手にタオルを持ってゴシゴシやれる部位は良いとして、

それが届かない背中をゴシゴシやりたいとします。

これはシンプルに「お風呂で背中を(健康タオルなどで)洗うように」ゴシゴシやればいいですね。

ただその際に、できるだけ「体の面に沿って」ゴシゴシすることに留意して下さい。








レナト式リハビリの基本は「最少努力で最大効果」を得ることなので、

体の凹凸に合わせてゴシゴシした方が、アプローチできる表面積が大きくなるので、より効果的です。

例えば、肩付近には「丸み」があるので、ここをゴシゴシするなら、

できるだけタオルをその「丸み」に合わせて動かす、ということですね。








ご自分の手が届かない体の部位があれば同様に、

長いタオルなどを使って、体の凹凸の面にできるだけ沿う意識で、ゴシゴシやってみて下さい。

現在は気温の上下動が激しい季節なので、縮こまった体(筋膜)を手軽にセルフでほぐす習慣があれば、ケガやコリなどを予防しやすいですよ。

次号では、まとめ的に?体(筋膜)が縮こまりやすい状況を整理し(気温低下以外にも色々あります)、対策を取りやすいようにしてみましょう(^O^)/




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■編集後記
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明日からもう、12月ですね。

私自身は、まだ年末年始の準備は本格的に何もしていないため、

少しずつでもやらないと、後で忙しくなりそうです。

年賀状の作成などは、一度にやるとシンドイですもんね(>_<)








以前は正月にも営業しているスーパーなどが多かったですが、最近は休むようになりました。

年賀状もたしか、配達しない日が設定されていましたね。

労働力不足の影響もあるし、そもそも日本人は働き過ぎと言われて来たので、

良い意味で「ゆるく」なって来るのは歓迎です(^O^)/



















最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172