第288号:レナト式リハビリのフロー192:片麻痺への対応103 ~片麻痺関連の余談42:~街中で見かける介助36~

 

 

 

<第288号(2024.10.26)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。 










第288号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー192

  「片麻痺への対応103 ~片麻痺関連の余談42:~街中で見かける介助36~」




■編集後記:心を輝かせていいんです(^_-)-☆





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■レナト式リハビリのフロー192

  「片麻痺への対応103 ~片麻痺関連の余談42:~街中で見かける介助36~」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。

介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、

介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、

リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

さらに言うと、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話になります。

片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」は動作をジャマするので、それをを取り除いたり(減らしたり)、普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、

ご本人の動作能力の向上や事故リスクの軽減、介助者であるあなたの介助負担の減少などを目指しましょう。








効率よくサッと筋膜(筋肉)を緩めることで、体の柔軟性を取り戻したい場合、

概要としては、筋膜ラインの「交点」を狙ってほぐすと手っ取り早いので、

具体的な方法などをご紹介すべく、(ご自分の体で試しやすい)手首からご紹介を始めています。

【参考:比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362







今回からは「腰」をほぐす話に戻ります。

起き上がり動作など体幹を曲げる動きを行う際に、

「腰(の筋膜)」が硬くて突っ張ると、その動きをジャマするだけでなく、

痛みを発してご本人や介助者を困らせることが多いですね。







「腰」の周辺や体の前面の筋膜を(必要に応じて)ほぐした後なので、

「腰」の筋膜は比較的「寄せやすい」状態になっているでしょう。

それでもまだ硬そうなら、あなたの手や腕、足(の裏)などを使って、これまでと同じく「X字」にほぐして下さい。

「X字」の各斜め線に沿って筋膜を寄せ、寄せた先で軽く振動刺激を入れる要領は、これまでと同じです。







その際のコツとしては、体幹も断面は「楕円形」なので、

楕円形なものを転がすような力の方向に軽く揺すると良いでしょう(「X字」の斜め線に沿って揺するとは言え)。

効果判定は分かりやすいです。「腰」がほぐれる前は硬さのせいで、体幹上部(肋骨付近など)と体幹下部(骨盤)が「ひとかたまり」で動きますが、

ほぐれて来ると、(揺すると)それらは分離した別々な動きになるので、すぐ分かりますよ(^_-)-☆







次号では、余談的に「頭付近」のほぐしについてご紹介します。

筋膜は全身タイツのようなものなので、頭にも当然存在しますし、

頭は体の前面・後面・側面など各方面と関わる、いわゆる「つなぎ目」的な部位なので、

そこをほぐすというアイデア自体を持っておくと、頑固に硬い別な部位をほぐすための突破口が開けることもあり得ますよ。






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■編集後記
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アメリカ大リーグのワールドシリーズがついに始まりました。

大谷選手がとうとう夢の舞台に立ったので、色んな人が色んな想いで観ていることでしょう。

私の率直な感想としては、

「若い人が夢をかなえて行く姿は、いいなあ」というものです(^O^)/






人は夢を語っている時、目を輝かせ、まばゆいエネルギーを発するものです。

私はつねづね、出会う人からそういう話が聴きたいと思っています

夢を語るのが恥ずかしいなら、趣味の話でもいいので、

自分の心が喜ぶ話題を、話せる相手を増やせるといいですね。













最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172