第285号:レナト式リハビリのフロー189:片麻痺への対応100 ~片麻痺関連の余談39:~街中で見かける介助33~

 

 

 

<第285号(2024.10.5)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。 










第285号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー189

  「片麻痺への対応100 ~片麻痺関連の余談39:~街中で見かける介助33~」




■編集後記:食欲の秋、運動の秋





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■レナト式リハビリのフロー189

  「片麻痺への対応100 ~片麻痺関連の余談39:~街中で見かける介助33~」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。

介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、

介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、

リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

さらに言うと、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話になります。

片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」は動作をジャマするので、それをを取り除いたり(減らしたり)、普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、

ご本人の動作能力の向上や事故リスクの軽減、介助者であるあなたの介助負担の減少などを目指しましょう。








効率よくサッと筋膜(筋肉)を緩めることで、体の柔軟性を取り戻したい場合、

概要としては、筋膜ラインの「交点」を狙ってほぐすと手っ取り早いので、

具体的な方法などをご紹介すべく、(ご自分の体で試しやすい)手首からご紹介を始めています。

【参考:比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362







最近は体の後面の中でも「背中」付近をほぐすところまで来ました

起き上がり動作(体幹を曲げる動作)などで肝心の「腰」の筋膜をほぐす準備は一応できたので、

「腰」へのほぐしを始められるケースなら始めれば良いです。

ただ、何度かやっていれば分かりますが、「(背中や下半身など腰の周辺をほぐしたのに)まだ腰付近の筋膜が硬い(ゆとりが無い)」と感じる場合は、

体の「前面」も先にやった方が良いです。







あなたの限られたエネルギーを有効に使うには「急がば回れ」の意識が大事なので、

「最少努力で最大効果」を狙うためにも、あえて体の「前面」も「腰」の前にやってみましょう。

気温の低下や不動の影響など、相手の体が「ほぐしても、毎日硬くなるなあ」と感じる時期は、

最初から体の「前面」をほぐした上で、体の後面をほぐす順序にした方が(起き上がり動作の改善などには)効率が良いかも知れません。







体の「前面」と言っても、要領は基本的に同じです。

各「X字」の斜め線に沿って筋膜を寄せ、寄せた先で軽く振動刺激でほぐします。

部位としては、これまでに登場した手首・肘・足首・膝付近は、やはり関節から少し体幹側へずらした部位に行う方が(関節を圧迫される違和感がなくて)良いでしょう。

体の「後面」では「お尻まわり」が登場しましたが、その真裏にある骨盤前面やお腹付近に対しては、ひとまず行わなくて良いです。







背中の裏面である「胸」付近に関しては、少し説明が必要なので、次号でご紹介します。

慣れれば、体の「前面」もサッとやれますし、普段から手入れをしている状態(相手の筋膜を柔軟さを、ある程度保てている状態)にしておく方が、

1回あたりの「ほぐし作業」も短い時間で済むので、結局はラクです。

逆に、相手の体がガチガチに硬くなってから行おうとすると、色々と大変になりますね('ω')






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■編集後記
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昨夜、久しぶりに鍋物を食べました。

ついこの間までは暑すぎて、

とてもそういう気分になりませんでしたが、

ようやくと言ったところです('ω')







私自身は夏が好きなのですが、

今年の夏は暑過ぎましたね(苦笑)。

暑さに耐えるだけでも体力を奪われていたので、

今後は運動も増やすなど、体調を整えたいと思っています(^_-)-☆












最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172