第283号:レナト式リハビリのフロー187:片麻痺への対応98 ~片麻痺関連の余談37:~街中で見かける介助31~

 

 

 

<第283号(2024.9.22)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。 










第283号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー187

  「片麻痺への対応98 ~片麻痺関連の余談37:~街中で見かける介助31~」




■編集後記:霧の山道を運転、、、何事も経験なんでしょうね('ω')





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■レナト式リハビリのフロー187

  「片麻痺への対応98 ~片麻痺関連の余談37:~街中で見かける介助31~」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。

介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、

介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、

リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

さらに言うと、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話になります。

片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」は動作をジャマするので、それをを取り除いたり(減らしたり)、普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、

ご本人の動作能力の向上や事故リスクの軽減、介助者であるあなたの介助負担の減少などを目指しましょう。








効率よくサッと筋膜(筋肉)を緩めることで、体の柔軟性を取り戻したい場合、

概要としては、筋膜ラインの「交点」を狙ってほぐすと手っ取り早いので、

具体的な方法などをご紹介すべく、(ご自分の体で試しやすい)手首からご紹介を始めています。

【参考:比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362







最近は、相手の硬くなった「お尻まわり」のほぐし方についてお伝えして来ましたが、

今回からは、同じく硬くなった「体幹背面(背中や腰)」をほぐす方法の話に進みます。

より大きな部位をほぐしてあげた方が、そちらへ引っ張られていた筋膜の「ゆとり」も解放されやすいので、

末端などの小さい部位もほぐしやすくなりますね。(筋膜は全身タイツのイメージなので)。







イメージとしては、「X字」の交点は腰にあり、他の部位の「X字」に比べれば、かなり大きな「X字」になります。

筋膜ラインの交点は、大きく可動する部位(関節付近)に存在しているので、

ズボンの膝あて(最近は見かけないですが)のように、関節付近などの可能性の大きい部位を補強する役目もあると考えられます。

体幹背面で言うと、「腰」は可動性が大きいので、いかにも「X字」が存在しそうですよね。







これまでご紹介した他の部位の交点と同じく、「X字」に沿って斜めにほぐして行きたいのですが、

いかんせん体幹背面は面積も広く、大きな部位です。

ここが硬い(硬すぎる)と、いきなり腰をほぐそうとしても、周辺(背中や下半身)に筋膜が引っ張られていて、寄せにくいことが多いです。

なので、「腰の周辺(背中や下半身)」をほぐした後で、腰にアプローチする方が結局は早いですね(^_-)-☆







次号では、「背中」をほぐして行きましょう。

寝たきりに近い状態で、長時間・長期間「仰向け(天井向き)」で過ごしている高齢者などは、

よくお分かりの通り、体の背面がバリバリに硬く、筋膜の「ゆとり」が非常に乏しい状態です。

ただ、これをほぐしてあげないと、硬くなった筋膜などが突っ張って体を起こせない(体幹が曲がるのをジャマする)ので、ご本人も介助者であるあなたも大変です。粘り強くやってみましょう('ω')






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■編集後記
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引越後はじめての旅行として、高原に行って来ました。

標高が高い宿に泊まっていたので、

景色が良いのはもちろんのこと、

雲海が見えたりして、楽しめました。







ただ、帰る日の朝、宿の周りまで霧が立ち込めており、

「あれ?、車で降りるけど大丈夫かな?」という状態でした。

霧の山道を運転した記憶がなかったので、初めてのトライです。

超安全運転をして切り抜けましたが、久しぶりに五感を最大モードで使った感じがしました(>_<)













最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172