第277号:レナト式リハビリのフロー181:片麻痺への対応92 ~片麻痺関連の余談31:~街中で見かける介助25

 

 

 

<第277号(2024.8.10)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。 










第277号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー181

  「片麻痺への対応92 ~片麻痺関連の余談31:~街中で見かける介助25~」




■編集後記:「兆候(シグナル)」を大事に





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■レナト式リハビリのフロー181

  「片麻痺への対応92 ~片麻痺関連の余談31:~街中で見かける介助25~」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









ここしばらくは「片麻痺に関するその他(余談)」です。

これまで「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えし、最近は「介助」でした。

ただ、介助量やリスクを減らしたいなら、その場での介助スキルに頼り過ぎるより、

普段から(介助対象である)ご本人の能力を、リハビリで向上・維持しておいた方がいいですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

ただし以前は、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、どちらかと言えば「不足は足す」方の話でした。

今回も「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話で、片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」を取り除いたり(減らしたり)、

普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、過緊張タイプの片麻痺者の、動作まで硬くなって不安定になる(事故リスクや介助量が増す)ことを抑えたいものです。








効率よくサッと筋膜(筋肉)を緩めることで、体の柔軟性を取り戻したい場合、

概要としては、筋膜ラインの「交点」を狙ってほぐすと手っ取り早いので、

具体的な方法などをご紹介すべく、(ご自分の体で試しやすい)手首からご紹介を始めています。

【参考:比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362







最近は「下半身」に進んでおり、今回は「膝付近」です。

基本的なやり方は、これまでの部位と同じです(X字の各斜め線に沿って筋膜や筋肉を寄せ、軽く振動刺激でほぐす)。

膝も直接関節に圧力をかけるとイヤな感じがするでしょうから、やや体幹寄りにズラした位置でOKです。

やはり「表側」も「裏側」も行うのですが、同時に行って時短するなら、あなたの両手を表裏それぞれにあて、これまで同様「つるべの動き」にをすればいいですね。








ただ、脚(の筋膜が)カチカチに硬くなっている場合は、

手でほぐそうとしても手が負けてしまう(疲れたり、痛めてしまう)可能性があるため、

手よりも大きな部位を使った方がラクです(具体的には前腕(手首~肘までの部位)を使います)。

自分の前腕を使いこなせるようになると、相手の硬い体を触る(ほぐす)際にも重宝するようになるので、次号でやってみましょう。






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■編集後記
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ニュースを観ていると「南海トラフ」や「地震」などのキーワードが増えました。

これまでも地震は頻発して来ましたが、

行政側から「南海トラフ」の言葉が出されたことは、

これまでとは多少異なるインパクトを与えているようです。







一般生活でも「ひやりハット」が大事にされていたり、

スポーツの試合でも退場処分になる前の「警告」があったりします

いずれも大事に至る前の「兆候(シグナル)」の段階で、備えのレベルを上げましょう、ということですね。

備えることで「憂いなし」とまでは行かなくても、大難を小難にし得るので、落ち着いて備えて行きたいです('ω')

















最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172