第276号:レナト式リハビリのフロー180:片麻痺への対応91 ~片麻痺関連の余談30:~街中で見かける介助24

 

 

 

<第276号(2024.8.3)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。 










第276号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー180

  「片麻痺への対応91 ~片麻痺関連の余談30:~街中で見かける介助24~」




■編集後記:引越後は「違い」を楽しみながら





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■レナト式リハビリのフロー180

  「片麻痺への対応91 ~片麻痺関連の余談30:~街中で見かける介助24~」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








ここしばらくはずっと、レナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話を進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









最近は余談的に、「片麻痺に関するその他」に進んでいます。

これまで「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えし、最近は「介助」でした。

ただ、介助量やリスクを減らしたいなら、その場での介助スキルに頼り過ぎるより、

普段から(介助対象である)ご本人の能力を、リハビリで向上・維持しておいた方がいいですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

ただし以前は、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、どちらかと言えば「不足は足す」方の話でした。

今回も「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話で、片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」を取り除いたり(減らしたり)、

普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、過緊張タイプの片麻痺者の、動作まで硬くなって不安定になる(事故リスクや介助量が増す)ことを抑えたいものです。








効率よくサッと筋膜(筋肉)を緩めることで、体の柔軟性を取り戻したい場合、

概要としては、筋膜ラインの「交点」を狙ってほぐすと手っ取り早いので、

具体的な方法などをご紹介すべく、(ご自分の体で試しやすい)手首からご紹介を始めています。

【参考:比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362







前回からは下半身に進んでいます。

基本的なやり方は上半身(手首や肘など)と同じとは言え、ご自分の体で試す際は、やや工夫が必要になります。

脚は(腕と比べて)大きな筋肉が集まっているため、それらが硬くなっていると、手でほぐそうとしても手が負ける(手が疲れたり、痛めたりする)ことが多いので、ご自分の足(脚)を使う方がラクに行えます。

すでに要領(X字にほぐす、筋膜などを寄せた先で軽く振動刺激など)はつかんでいるでしょうから、足(脚)を使いながら進めて行きましょう。








下半身の中でもまず、ご自分の体で試しやすいのは「足首」です。

前回は足首付近の「表側(スネ側)」をほぐしたい場合の方法をご紹介しました。

今回は「裏側(ふくらはぎ側)」をほぐす方法なのですが、

実は、「表側(スネ側)」の方法と同時に行うことができます。








例えば、左足の足首付近(裏側)をX字にほぐしたい場合でご紹介します。

あなたの姿勢は、背もたれのあるイスに座って両脚を前に投げ出している状態としましょう。

あなたの左足首付近の裏側をほぐしたい場合、右足首付近の表側の上にその部位を載せ、

数秒待ってからX字の斜めに動かし(筋膜を寄せ)、寄せた先で軽く振動させるだけです。







やってみれば分かりますが、左足首付近(裏側)と右足首付近(表側)が同時に行えるので時短にもなるし理にかなっていますね。

脚や足首付近は冷房などで「冷えやすい(=筋膜が硬くなりやすい)」ので、

ほぐしておくと、筋膜由来の腰痛などを防ぎやすくもなりますよ(^O^)/

次回は、「膝付近」に進みましょう。



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■編集後記
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私は持病があるので、引越した後も病院を探す必要があります('Д')。

前院からの紹介状を持って、大きな大学病院へ昨日行って来ました

以前住んでいた地域でも、大きな病院(日赤)に通っていた時期があるので、

それを基準に、「こんどの病院は、どんな違いがあるだろう」という感じでした。







実際、病院のシステムを中心に、細かな違いは色々ありました。

例えば、待合では小さな端末で呼び出される形式だったり、

採血と採尿はセットでしか行ったことがなかったのに、採血のみだったり。

まあ、「郷に入っては郷に従え」なので、違いを楽しみながら、やって行こうと思っています('ω')

















最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172