第274号:レナト式リハビリのフロー178:片麻痺への対応89 ~片麻痺関連の余談28:~街中で見かける介助22

 

 

 

<第274号(2024.7.20)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。 










第273号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー178

  「片麻痺への対応89 ~片麻痺関連の余談28:~街中で見かける介助22~」




■編集後記:スーパーも「ところ変われば」で、面白いです('ω')





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■レナト式リハビリのフロー178

  「片麻痺への対応89 ~片麻痺関連の余談28:~街中で見かける介助22~」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








ここしばらくはずっと、レナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話を進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









最近は余談的に、「片麻痺に関するその他」に進んでいます。

これまで「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えし、最近は「介助」でした。

ただ、介助量やリスクを減らしたいなら、その場での介助スキルに頼り過ぎるより、

普段から(介助対象である)ご本人の能力を、リハビリで向上・維持しておいた方がいいですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

ただし以前は、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、どちらかと言えば「不足は足す」方の話でした。

今回も「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話で、片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」を取り除いたり(減らしたり)、

普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、過緊張タイプの片麻痺者の、動作まで硬くなって不安定になる(事故リスクや介助量が増す)ことを抑えたいものです。








効率よくサッと筋膜(筋肉)を緩めることで、体の柔軟性を取り戻したい場合、

概要としては、筋膜ラインの「交点」を狙ってほぐすと手っ取り早いので、

具体的な方法などをご紹介すべく、(ご自分の体で試しやすい)手首からご紹介を始めています。

【参考:比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362







今回は「肘」付近の筋膜ラインを「X字」にほぐしてみましょう。

Xの斜め線の端まで筋膜(筋肉や皮膚も一緒に)を寄せ、

寄せた先で心地よい程度に振動刺激を入れるのも「手首」の時と同じです。

これもご自分の体で試せますので、腕を使い過ぎて肩コリになっている人などは効果が分かりやすいですよ。








ちょうど、「肘」付近の筋膜ラインへアプローチして、肩甲骨付近をゆるめる動画があるので、ここでの説明の代わりにご紹介しておきます↓

【肘付近を操作して、カンタンに肩甲骨付近をラクにする方法】

https://www.youtube.com/watch?v=hAFfVTM7bxA&list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7&index=11

筋膜「ライン」というくらいですから、肘付近を通っているラインは体幹の方へも向かいます。

肩甲骨付近も通るので、肘付近をゆるめると、「ゆとり」が肩甲骨方面へ波及し、肩甲骨付近もゆるむ(硬くなった筋膜の縛りから解放される)のは、当然と言えば当然なわけですね('ω')








この動画の方法は、私自身よく使います。

私は肩甲骨付近のコリを感じやすい方ですが、コリや痛みを発している部位は「被害者」なことが多く、

痛みの原因になっている「真犯人」(筋膜が硬くなり、周囲から引っ張り込んでしまう部位)は、他にあることが多いです。

そのような仕組みをご紹介した動画もあるので、よかったらどうぞ

【コリや痛みを発する部位は「被害者」です(筋膜由来の場合)】

https://www.youtube.com/watch?v=1YZaIfcbVbc&list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7&index=3

https://www.youtube.com/watch?v=P881ZdNjsrg&list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7&index=1







次回では、下半身の方に進みます。

これまでご紹介した上半身(手首や肘)ほど自分で自分の体にやりやすいわけではありませんが、できなくはないです。

力の加減や効果など、他者に施す際の参考に必ずなるので、

まずはご自分の体で色々と実感してみて下さいね(^O^)/



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■編集後記
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私は散歩がてら、スーパーに買い物に行くのが好きです。

スーパーも1か所だけでは飽きるので、日によって行くスーパーを変えます。

今回の引越でも、複数のスーパーがないエリアは、引越先の候補から外したくらいでした(>_<)

「ところ変われば」で、以前住んでいたエリアと、食材も多少違うので楽しいです。







スーパーが行っているリサイクル事業なども異なります。

今回の引越先のスーパーでは、多くの場合、

ペットボトルや古紙などを回収する大き目の場所があって、参加すると「リサイクルポイント」がもらえます('ω')

人口が多すぎないエリアだと、こういう取り組みは良いのでしょうね(回収量が適度でしょうし)。












最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172