第273号:レナト式リハビリのフロー177:片麻痺への対応88 ~片麻痺関連の余談27:~街中で見かける介助21~

 

 

 

<第273号(2024.7.13)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。 










第273号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー177

  「片麻痺への対応88 ~片麻痺関連の余談27:~街中で見かける介助21~」




■編集後記:引越作業は最終段階('ω')





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■レナト式リハビリのフロー177

  「片麻痺への対応88 ~片麻痺関連の余談27:~街中で見かける介助21~」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








ここしばらくはずっと、レナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話を進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









最近は余談的に、「片麻痺に関するその他」に進んでいます。

これまで「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えし、最近は「介助」でした。

ただ、介助量やリスクを減らしたいなら、その場での介助スキルに頼り過ぎるより、

普段から(介助対象である)ご本人の能力を、リハビリで向上・維持しておいた方がいいですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

ただし以前は、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、どちらかと言えば「不足は足す」方の話でした。

今回も「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話で、片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」を取り除いたり(減らしたり)、

普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、過緊張タイプの片麻痺者の、動作まで硬くなって不安定になる(事故リスクや介助量が増す)ことを抑えたいものです。








効率よくサッと筋膜(筋肉)を緩めることで、体の柔軟性を取り戻したい場合、

概要としては、筋膜ラインの「交点」を狙ってほぐすと手っ取り早いので、

具体的な方法などをご紹介すべく、(ご自分の体で試しやすい)手首からご紹介を始めています。

【参考:比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362







レナト式リハはビリでは、全身を覆う「筋膜」の話がよく登場します。

動作を「ジャマするもの」の主なものの一つですね。

筋膜は全身を覆う柔軟性のある組織なので、「全身タイツ」をイメージしてもらうと分かりやすいです。

全身はつながっているので、体のどこかを酷使して硬くなると(その付近の筋膜の柔軟性が乏しくなると)、

周辺の筋膜はそちらへ(相対的に)引っ張られて「ゆとり」を無くし、悲鳴を上げる(痛みなどを訴える)こともよくあります。










前号まででご紹介した「手首」付近は、

手をよく使う人が硬くしやすい部位なのはイメージしやすいかと思いますが、

肘や肩付近も、手や腕を酷使する人が硬くしやすい部位で、

それらをそれぞれ「X字」にゆるめると、ラクになることが多いです。







まず「肘」に関しては、手首同様、関節付近を「X字」にゆるめますが、

関節(手のひら側)は窪んでいますし、反対側は骨が出っ張っていてやりづらいので、

やはり少し(肘関節より)体幹寄りの部位で「X字」にゆるめてみましょう。

肘のとなりの関節(手首や肩)付近の筋膜の「ゆとり」を無くしてコリや痛みなどを感じている人は、その場で効果を実感できますよ







次回では、「肘」付近の具体的なゆるめ方に進みます。

私自身は長時間のパソコン作業などをすると腕(の筋膜)が硬くなり、

周辺の関節付近(手の甲や肩)が痛くなりやすいので、よく肘付近もゆるめます。

カンタンな方法なので、介助などで手や腕を酷使している人にも、ご自分の体のメンテナンスに使ってもらえると嬉しいです(^O^)/



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■編集後記
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先週お伝えしましたが、私自身、久しぶりに引越しました。

私の場合、引越作業を大きく3つの段階に分けると、以下のような感じです↓

1)物件探し(情報収集や下見)
2)引越(各業者手配や移動)
3)新居で生活を軌道にのせる(各種登録、医療機関などへ通い始める、等)






今は第3段階に入っていて、第1~2段階ほど大変ではありませんが、

第1~2段階の疲れが出てきている中、引越で使った段ボールの整理や住所変更の手続きなどを進めています。

現在はインターネットが使えるので、作業は最小限に抑えられるとは言え、

なかなかの作業なので、暑さや自分の体調と相談しながら進めています、、、('ω')











比較的大きな規模の引越をしたことがある人はお分かりでしょうが、大小の作業が山のようにあります('Д')

単に荷物を移動するだけではなく、諸手配やそのための問合せなども大変ですね。

自分の健康や思考力をうまく維持するための「回復アイテム」として、

梅干しは、かなり活躍してくれています(^O^)/
























最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172