第269号:レナト式リハビリのフロー173:片麻痺への対応84 ~片麻痺関連の余談23:~街中で見かける介助17~

 

 

 

<第269号(2024.6.15)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。 










第269号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー173

  「片麻痺への対応84 ~片麻痺関連の余談23:~街中で見かける介助17~」




■編集後記:ホームページのカウンターが40万を越えていました(^O^)/





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■レナト式リハビリのフロー173

  「片麻痺への対応84 ~片麻痺関連の余談23:~街中で見かける介助17~」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








ここしばらくはずっと、レナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話を進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









最近は余談的に、「片麻痺に関するその他」に進んでいます。

これまで「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えし、最近は「介助」でした。

ただ、介助量やリスクを減らしたいなら、その場での介助スキルに頼り過ぎるより、

普段から(介助対象である)ご本人の能力を、リハビリで向上・維持しておいた方がいいですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

ただしこれまでは、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、どちらかと言えば「不足は足す」方の話でした。

今回も「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話で、片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」を取り除いたり(減らしたり)、

普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、過緊張タイプの片麻痺者の、動作まで硬くなって不安定になる(事故リスクや介助量が増す)ことを抑えたいものです。








片麻痺者に限らず一般的な人でも、運動した後に筋肉をほぐさなかったり、寒さや精神的な緊張が続いた状態を放置すると、体(筋膜、筋肉)が硬くこわばった感じになりますよね。

しかも、硬い状態のまま、その負荷に耐え続けようとすると、硬さが積み重なって頑固なものになりかねません。

中には、やっと時間ができてマッサージを受けに行ったら、「なんでこんなに硬くなるまで、ほっといたんですか」と言われた経験のある人もいるんじゃないでしょうか。

硬さは(ほぐさないと)積み重なります。それが片麻痺の過緊張タイプだと尚更だということを、よく覚えておいて下さい。








では、カンタンにサッとほぐす方法のお話です。まずは概要ですが

狙いどころ(ほぐしどころ)は、全身を走る筋膜のラインの「交差点」です。

全身を覆う筋膜には、よりしっかりしたラインのようなものが走っており、体を補強しています。

つまり「体を縛り上げるヒモのようなもの(筋膜ライン)」をほぐしてあげれば、体(筋膜、筋肉)は緩みやすくなるわけです。







逆に、筋膜ラインをほぐさずに筋膜(筋肉)をほぐそうとしても手間がかかり過ぎますし、硬い状態に戻りやすくなります。

それでは効率が悪いので、ご本人もあなたも疲れてしまいますね。

筋膜ラインを1本1本ゆるめるのもまた手間がかかるので、だったら2本が交差しているポイントをほぐせば、同時に2本緩んで効率が良いよね、というわけです。

次号からは、体のどの辺(脚や体幹などそれぞれの部位)に交点があるのか、

それらをどうほぐせば早いのか、などの話へ進んで行く予定です。



具体的にはこの本で詳しく書かせてもらっています↓

【参考:比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362



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■編集後記
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自分の公式HP(ホームページ)の訪問者数が、

(延べ数ですが)40万を越えていることに気づきました(https://no-pain-yes-gain.com)。

最近は自分のHPの訪問者数や、YouTube(https://no-pain-yes-gain.com/free/w34)の登録者数・再生回数などをほとんどチェックしなくなっていたので、

サプライズ的な嬉しさがありました。ありがとうございます(^O^)/






私が書籍やHP、YouTube動画などを作り始めた頃は、「より多くの人に届いて欲しい」という想いがありましたが、

「リハビリ」はもともとメジャーなジャンルではないので(苦笑)

最近は「必要な人に届けばいい(必要な人がアクセスできればいい)」という考えに変わっています('ω')

自分の中に承認欲求などの執着もなくなったことで、より伝えたいことを伝えられるようになって、むしろ良かったのでしょうね。




















最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172