第268号:レナト式リハビリのフロー172:片麻痺への対応83 ~片麻痺関連の余談22:~街中で見かける介助16~

 

 

 

<第268号(2024.6.8)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。 










第268号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー172

  「片麻痺への対応83 ~片麻痺関連の余談22:~街中で見かける介助16~」




■編集後記:楽しめるように、疲れのマネージメントを






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■レナト式リハビリのフロー172

  「片麻痺への対応83 ~片麻痺関連の余談22:~街中で見かける介助16~」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








ここしばらくはずっと、レナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話を進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









最近は余談的に、「片麻痺に関するその他」に進んでいます。

これまで「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えし、最近は「介助」でした。

ただ、介助量やリスクを減らしたいなら、その場での介助スキルに頼り過ぎるより、

普段から(介助対象である)ご本人の能力を、リハビリで向上・維持しておいた方がいいですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

ただしこれまでは、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、どちらかと言えば「不足は足す」方の話でした。

今回も「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話で、片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」を取り除いたり(減らしたり)、

普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、過緊張タイプの片麻痺者の、動作まで硬くなって不安定になる(事故リスクや介助量が増す)ことを抑えたいものです。








基本的な考え方は「全身はつながっている」「筋膜は全身を覆うタイツのようなもの」「筋膜が硬くなると筋肉も硬くなる」ということから、

できるだけササっと全身的な柔軟さを回復したり、維持したりしやすい方法を知っていると便利ですね。

硬い局所に執着したり、逆に、全身をくまなくマッサージしようとし過ぎると、時間も体力もかなり使ってしまうため、介助者が長く続けられない可能性が高まります。

「継続は力なり」とは言うものの、そもそも継続しやすい作業サイズにしておかないと、「絵に描いた餅」で終わりかねません。








次号では、具体的な方法の話に入って行く予定です。

今のところ、以下の本に書かせてもらった内容をご紹介しようと思っています。

「セルフケア」と銘打ってますが、他者にも行えます(^_-)-

【比較的ササっと、全身の硬さを取りやすい方法の本】
https://no-pain-yes-gain.com/free/w362



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■編集後記
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最近の私はある作業が増えて、立て込むことを多くなり、

できるだけ疲れないように工夫を積み重ねる日々が続いています。

何事も楽しんでやりたい人は、疲れてしまうと楽しみづらくなってしまうので、

余力を残すやり方が大事ですね。






私も若い頃は自分の心身の限界まで頑張ってしまう方でしたが、

何度も体を壊したりしたせいで、意識や方法の見直しを徹底的に行った時期がありました。

人によって向き不向きはあるでしょうけど、

忙し過ぎる人のお役に立てたら、と本にもしていますので、必要な人は良かったらどうぞ('ω')

【疲れのマネージメントや、睡眠時間確保の方法など色々あります
https://no-pain-yes-gain.com/free/w25













最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172