非は「あなた」にある、と捉えている
他者のせいにせず謙虚なのは結構なことですが、自己嫌悪に陥いるだけの場合は、ちょっと待って下さい。
それでは、自信をなくし、自己分析・改善したり、再挑戦したりする意欲さえ湧いて来なくしてしまいかねません。
まずは、徹底的に分析してみましょう。不合格になった実習で何があったのか、どうすれば改善できそうか。
あなたは治療職になろうと頑張っているわけですから、どのみち分析・改善のスキルは必要になります。
実習において「症例レポート」の作成や考察に苦労したなら、あなたには「論理的思考」のベースが出来ていない可能性が高いので、よかったら以下の本で練習してみて下さい↓
【関連書籍】
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「判断のしかた(後編)」↓
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↑リハビリ実習で作成する「症例レポート」の構成を参考に、普段身の回りで起こる出来事を分析・改善する例をご紹介しています。
実習に再挑戦するにしても、自己分析・改善ができていないままだと、再び不合格になりかねません。この機会にしっかり、分析・改善の基礎(論理的思考)を身につけて、逆転しましょう!
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次に、少し異なる角度からの話をします。
あなたは患者さんの気持ちを体験している可能性があります。
勇気をもってリハビリに臨んでも、うまく歩けなかった、上手に動作できなかった患者さんの気持ちです。
そもそも、治療者は患者さんを挫折させない(成功体験を積み重ねる)ことが大事で、それは実習生に対しても同じことなのですが、
中には「失敗させて、ダメ出し(指導)する」とか「失敗させて、謙虚にさせる」ことを目的に、難度の高いことをやらせようとするセラピストもいるでしょう。
それがあなたにそぐわない方法であった場合、あなたの受けたダメージは相当なものだったでしょう。
ただ、その経験を通して、あなたはそういう気持ちが分かるセラピストになる素養を得た可能性があります。
「~の動作訓練をしましょう」と患者さんに声をかけるなら、ちゃんとその訓練を行える根拠を整えた上で、失敗させない高い勝算を持って患者さんを導けるセラピストになって下さい。
あなたが客観的な分析・改善(論理的思考)の練習をし、状況分析や自己分析ができるようになれば、漠然とした自己嫌悪などはなくなります。
「あの時、こうしていれば、うまく行く可能性が高いと考えられる。次に同じような場面があったら、そうしてみよう」という風に、論理的な思考に変わっているからです。
まるで、パソコンで言えば、「OS」が変わったかのように、あなたの思考が変わり、行動も変わってくるわけです。
ただ、それでも自己嫌悪や不合格になった精神的なトラウマなどに苦しむようであれば、以下の方法を試してみて下さい↓
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「『あること』をやめてみるだけ」↓
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↑自分では無意識でも、何かに「執着」としていると、苦しみが生まれやすくなります。
「あること」をやめてみるだけで、心が軽くラクになれる可能性があるので、実習再挑戦への不安などが心から離れず重苦しい人は、試してみて下さい。
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