その他(背中など)
転倒の中には、身体能力の低下が直接的・間接的に影響するものもあれば、偶発的に起こってしまう「事故」のようなものもあります。
身体能力が直接的に影響するものは、「お尻をぶつけた(しりもち)」や「手や腕、顔をぶつけた(つまづき等)」でお伝えしていますので、そちらをご覧下さい。
また、身体能力が間接的に影響するものとしては、体が硬くなっていたり、姿勢などがゆがんでいたりすることで、何かの拍子にバランスがとれずに転倒するケースがあります↓
【参考動画】
|
※画像のクリックで動画へ進みます↓
|
↑ 後方へ重心が移動しやすく戻しにくい状態だと、両手を挙げる動作で後方へ転倒しやすくなります
|
↑偶発的に起こってしまう「事故」に関しても、よくあるケースをご紹介しておきます
|
「たまたま、その時だけそういう状況だったから転倒した」というのは、誰しもあり得るのですが、
その1回の転倒により「骨折→手術・入院で身体能力低下→在宅復帰が無理と判断され施設入所」ということは充分あり得ますし、
「骨折した周辺の支えが弱くなって転倒を繰り返す→更にひどいケガをする」という例も珍しくありません。
身体能力が高いのに、自宅の環境整備不足のために転倒してしまうようなことは、とてももったいないので、避けたいものですね。