お尻(しりもち)

 

 

 

「転倒=上半身の落下」ですが、その落ち方

 

には、いくつかのパターンがあります。

 

 

 

 

 

「お尻を打ちつけた(しりもちをついた)」

 

場合は、上半身が下方へ落下したということ

 

ですね。

 

 

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重い上半身の落下を食い止める大きな仕事は

 

骨や筋肉などの「協働作業」ではありますが、

 

その主役は「お尻まわりの筋肉」です。

 

 

 

 

 

 

お尻の筋肉が生まれつき大きく設計されて

 

いるのは、大きな仕事をするためですね。

 

そのお尻まわりの筋肉が痩せてフニャフニャに

 

なっていると、重い上半身を支えきれず、

 

(上半身の落下=)転倒しやすくなります。

 

 

 

 

 

 

 

「しりもち」の場合は、たちくらみ等の場合を

 

除いて、お尻の筋肉の中でも特に後方や下方の

 

部位が痩せてしまうと起こりやすくなります。

 

痩せて弱くなっているため、引き伸ばされる

 

力に負けやすく、脚の付け根(股関節)が

 

曲がりやすくなってしまうためです。

 

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こういう場合、お尻の筋肉をつけてあげれば、

 

「しりもち」を起こしにくくできるのですが、

 

お尻の筋肉を高齢者などでもカンタンにつけ

 

られる方法が必要になりますね。

 

 

 

 

 

 

若い人が行うような負荷が大きい筋トレは

 

無理があるので、「レナト式リハビリ」では、

 

ドアをノックするようにトントンするだけの

 

カンタンな方法をご紹介しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

【関連動画】

 

 

 

※画像のクリックで動画へ進みます↓

 

 

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↑ 大きなお尻の筋肉は、重い上半身を支える

 という大きな仕事をするために生まれつき

 大きく設計されています。そのお尻まわり

 の筋肉が痩せてフニャフニャになっている

 と、大変ですね。

 

 

 しかし、若い人が行うような大きな負荷を

 かけた筋トレは高齢者には不向きです。

 カンタンに筋肉をつくれる方法はありますよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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↑ お尻の後・下方の筋力低下の程度が大きいと

 「しりもち」になりやすいですが、小さいと

 「膝折れ」になる場合があります。

 

 

 この場合は、股関節が曲がりに「連動して」

 膝関節もカクっと曲がるためなので、膝には

 問題がないことが多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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↑ お尻の筋肉をつくっておけば、そもそも転倒

 しづらくなりますし、もし何らかの拍子に

 しりもちをついても、お尻の筋肉が天然の

 「クッション」になって、骨への衝撃を

 和らげ、骨折を防いでくれる可能性が高まり

 ます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この方法なら、高齢者などあまり動けない人や

 

動きたがらない人に対しても行えますし、寝た

 

切りの人に対しても臥位の状態で行えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

冬場は布団から出てくるのを嫌がる高齢者など

 

に対しても、施すあなたが布団に手をいれて

 

あげれば行えます。

 

 

 

 

 

 

 

相手からすれば、あたたかい布団に入ったまま

 

心地よいトントンの刺激でお尻の筋肉がつき、

 

転倒しにくくなるので、拒否されにくいです。

 

 

 

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より効果が出やすい工夫や、逆に効果が出に

 

くくなる注意点などの詳細は出版作品

 

「家族もできるリハビリ・シリーズ」の

 

2作目に書かせてもらいましたので、

 

よかったらご覧下さい。

 

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【該当書籍】

 

 

 

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