「破」の段階の人

 

 

「算数」だけやっていても「数学」の高度な

 

問題に対応できないように、あなたは一つの

 

考え方ややり方だけでなく、結果を出せるもの

 

を求めて色々と探る努力をしている段階です。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、情報が増えると、それを整理しないと

 

メチャクチャになりかねません。しかも、講習

 

会などで得られる情報は有益ではあるものの

 

断片的な情報が多いため、「点と点」をつなげ

 

「線や球体」にする作業は自分で行う必要が

 

あります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別な表現なら、「幹(本質部分)」を捉える

 

意識なしに「枝葉」の情報を集めていると、

 

迷路に迷い込みかねない、ということです。

 

情報を得るために勇気をもって「探索」の旅に

 

出た「破」の段階のあなたにとって、それは

 

大きな「落とし穴」になってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教え方のうまい人なら「幹(本質的な部分)」

 

を先に教えてくれるので、あなたを迷子にさせ

 

ずに進めてくれますが、そうでない人は悪気は

 

なくとも「枝葉」の情報をあなたに与え続ける

 

ため、あなたを迷路に誘導しかねません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、あなたが水泳を初めて習うとします。

 

水泳の「幹」の部分は「できるだけ水の抵抗が

 

なく、ラクに進むこと」です。教えるのが上手

 

な人は、最初に最も水の抵抗がない姿勢で進む

 

感覚を教えてくれます(手足を閉じて流線形に

 

なり、壁を蹴ってスタートするだけ、など)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが、「枝葉」ばかり教えてしまう人は、

 

最初から「手足の動き」などを細かく伝えて

 

しまいかねません。それでは「なぜそういう

 

動きになるのか」意味が分からず混乱します

 

逆に、最初に「幹」から教わっていれば、

 

「ああ、その動きをすれば、水の抵抗が少ない

 

んだね(幹へ近づくために枝葉を教わってるん

 

だね)」と、すぐ分かりますもんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リハビリで言う「幹」の部分は何でしょうか?

 

それを意識していないと、せっかく「守」の

 

段階から「破」の段階へ進んだのに、「余計に

 

わからなくなった」となりかねません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間は進化の過程で、効率よくラクに動作でき

 

るようなシステムを身につけました。それを

 

把握し、相手の体をそこへ戻す(近づける)

 

意識があれば、新たな方法に出会っても「幹

 

(効率的に動くこと)へ近づくための方法

 

(枝葉)の一つだ」とすぐに整理できますよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考動画:

 

 

 

【レナト式リハビリでは】「好循環な体」に

 

戻して行きます↓

 

 

 

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 再生リスト「動作分析で伸び悩み」

 

 

→参考動画へ進む:

 再生リスト「片麻痺のリハビリ」