第349号:レナト式リハビリのフロー252:片麻痺への対応164 〜片麻痺関連の余談103:〜街中で見かける介助97〜

 

 

 

<第349号(2025.12.27)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。










第349号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー252

  「片麻痺への対応164 〜片麻痺関連の余談103:〜街中で見かける介助97〜」




■編集後記:良いお年を、ではありますが、「今ここ」(^_-)-☆




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■レナト式リハビリのフロー252

  「片麻痺への対応164 〜片麻痺関連の余談103:〜街中で見かける介助97〜」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しく・ラクになって来ますよ。









「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。

介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、

介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、

リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。








片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、

「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。

ご本人の頑張り屋な性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、

「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過剰な緊張の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。









ここしばらくは「立ち上がり動作」を代表例に「悪循環」と「好循環」の状態を比較して来ました。

ただ、実際の生活では「立ち上がって終わり」ではないでしょうから、

最近は余談的に「立ち上がった後の動作」に関してお伝えし始め、「移動」の次に「移乗」に入りました。

そして、「(移乗介助時に)介助者と一緒に落下」の話をすべく、以下の参考動画をご紹介しながら進めています。



【参考動画:移乗介助中に、介助者が一緒に落下】

https://www.youtube.com/watch?v=Cvdod-boRdw&list=PL87Hh0oDQOdeDg9_IQdK0yZ6GLeTNxHwT&index=6











現在は「(移乗介助時における、相手と)一緒に落下の仕組み」に入っていて、

上記の動画内では「一緒に落下」の現象を、以下の2つに大別し、掘り下げています。

1)密着したまま

2)高いところから









第345号からは、上記2の要素に進んでいます。

相手の体が硬くて体幹が曲がりにくいと、移乗介助時にお互いある程度立ち上がるのは仕方ないし、

移乗先がベッドの場合など、介助者が片足を出して踏ん張りたいのにベッドの縁がジャマして落下(倒れこみ)が起こりやすくなります。

これに対して、現実的に対処し得る方法を考えています。











介護用ベッドは電動で高さ調整が出来る場合がほとんどなので、最初からベッドの高さをある程度高くしておけば、

落下の高低差を「少な目にした上で」移乗介助を始めることが出来そうです。

ただし、「座面が高い=座りが浅くなる(座位が不安定になる)」なので、

前号で、まずはご自分で座り心地や、どう回転してベッドに横たわるか、を試してもらいました。











「浅く腰かけ」→「枕と反対方向に回転」→「開始時とは反対の方向を向いて寝た姿勢」までをご自分の体でスムーズに試せた場合は良いのですが、

「そもそも、どうやって回転するの?」という具合ならば、

「お尻の出っ張った骨」を回転軸として利用する方法を一緒に試してみましょう。

今回は「座位→寝転がり」ですが、「臥位→起き上がり」でも(動きがリバースなだけで)基本的に「同じ回転」ですので、以下の動画も参考にして下さい↓

【お尻の出っ張った骨を回転軸に活用する介助方法】
https://www.youtube.com/watch?v=GP4fxEqztvg&list=PL87Hh0oDQOdcvOYWW0DkyEWhprXi-jWff&index=4









やはりまずは、ご自分の体で実感してみましょう。

ベッドに軽く腰かけ、(枕が右手にあるとすると)左方向へ体を回転させて、横向きに寝て行きます。

お尻の出っ張った骨(座骨)は、腰かけた際にお尻の下側を触れば、グリグリした骨が左右に見つかるでしょう。

体を左回転させるので、ここでは左のお尻の座骨を回転軸に利用してみて下さい。










どうでしたか?

上記2つ目の動画で重い「冷蔵庫を回転させる」話もご紹介していますが、

わりと簡単にご自分の体を回転させられたのではないでしょうか?

次号では、相手の体を回転させる際の工夫(相手の体が崩れないような介助方法、リハビリ効果もある介助方法)に関してご紹介する予定です。











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■編集後記
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「時間は存在しない」という説があります。

時計は単に規則正しく動く機械に過ぎませんし、

宇宙空間に出れば、その時計さえ地球での動き方とはズレるらしいので、絶対的なものではないそうです。

「歳をとると、時間の流れがはやく感じる」という人が多いのも、時間そのものが「主観」の産物だからなのかも知れません。










最近の日本人は西洋の時計や時間の概念を強く受けているため、「過去から未来へ時間が進む」と思い込んでいる人が多い印象ですが、

江戸時代の和時計には、(時計の針ではなく)文字盤の方が動いて来るタイプがあり、「あなたは今ここを生きていて、未来の方があなたに近寄って来る」という形式のものもあります。

時間の存在の有無をひとまず置いておくなら、私はその和時計の概念に賛成です。大事なのは未来でも過去でもなく「今ここ」で、その集合体が「人生」ですね。

「ゆく年くる年」に想いをはせるのも悪くないですが、あなたが生きているのは「今ここ」です(^_-)-☆今年も読んで下さってありがとうございました。
























最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172