第346号:レナト式リハビリのフロー249:片麻痺への対応161 〜片麻痺関連の余談100:〜街中で見かける介助94〜
<第346号(2025.12.6)>
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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。
第346号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー249
「片麻痺への対応161 〜片麻痺関連の余談100:〜街中で見かける介助94〜」
■編集後記:急に冬になった感じですね('ω')
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■レナト式リハビリのフロー249
「片麻痺への対応161 〜片麻痺関連の余談100:〜街中で見かける介助94〜」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/free/w186
今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しく・ラクになって来ますよ。
「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。
介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、
介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、
リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。
片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、
「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。
ご本人の頑張り屋な性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、
「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過剰な緊張の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。
ここしばらくは「立ち上がり動作」を代表例に「悪循環」と「好循環」の状態を比較して来ました。
ただ、実際の生活では「立ち上がって終わり」ではないでしょうから、
最近は余談的に「立ち上がった後の動作」に関してお伝えし始め、「移動」の次に「移乗」に入りました。
そして、「(移乗介助時に)介助者と一緒に落下」の話をすべく、以下の参考動画をご紹介しながら進めています。
【参考動画:移乗介助中に、介助者が一緒に落下】
https://www.youtube.com/watch?v=Cvdod-boRdw&list=PL87Hh0oDQOdeDg9_IQdK0yZ6GLeTNxHwT&index=6
現在は「(移乗介助時における、相手と)一緒に落下の仕組み」に入っていて、
上記の動画内では「一緒に落下」の現象を、以下の2つに大別し、掘り下げています。
1)密着したまま
2)高いところから
前回からは、上記2の要素に進んでいます。
「一緒に落下」の「落下」は決して真下に落下するのでなく、
どちらかと言うと「あびせ倒し」のような特徴的な落下の仕方なので、
今回はその現象を掘り下げて、対策につなげて行きましょう。
よくある例は、お互いに立ち上がった状態から移乗先へ降りていく際に、
介助者が「踏ん張る足」の位置を確保しきれないケースです。
介助者は片足を「移乗対象物の方向に出して」倒れないように踏ん張りたいのに、ベッドの縁などにあたってそれが不十分になり、
あたっている部位が支点となり、お互いの体がベッド上などへ落下する、というものです。
では「どうすれば良いか、どうできそうか」ということに関しては、
次号で考えてみましょう。
精神論や「絵に描いた餅」的な方法では意味がないし危険なので、
現実的な落としどころを探って行きましょう('ω')
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■編集後記
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急に冬らしい寒さになりました。
大雪が降っているエリアもあり、車の事故などのニュースも見かけます。
私も北関東に来てからは、寒くなれば冬用のタイヤに替えることにしていますが、
もしかしたら、タイヤチェーンも車中に装備しておくのも良いかも知れません。
実際、私は若い頃に他者が運転する車で「スリップ」したことがあります。
その時は、車がその場で水平に回転して元の向きに戻る、というミラクルな終わり方で済みましたが、
自分や他者の命にも関わることなので、
色々と研究してみたいと思っています('ω')
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・メルマガのバックナンバー:
https://no-pain-yes-gain.com/free/w46
・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):
https://no-pain-yes-gain.com/free/w172