第326号:レナト式リハビリのフロー229:片麻痺への対応141 〜片麻痺関連の余談80:〜街中で見かける介助74〜

 

 

 

<第326号(2025.7.19)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。










第326号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー229

  「片麻痺への対応141 〜片麻痺関連の余談80:〜街中で見かける介助74〜」




■編集後記:太陽の恵みに感謝(^^)/



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■レナト式リハビリのフロー229

  「片麻痺への対応141 〜片麻痺関連の余談80:〜街中で見かける介助74〜」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。

介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、

介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、

リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。








片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、

「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。

ご本人の頑張り屋な性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、

「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過剰な緊張の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。









ここしばらくは「立ち上がり動作」を代表例に「悪循環」と「好循環」の状態を比較して来ました。

ただ、実際の生活では「立ち上がって終わり」ではないでしょうから、

最近は余談的に「立ち上がった後の動作」に関してお伝えし始め、「移動」の次に「移乗」に入っています。

前号では、ご自分の体で「移乗」を、以下の4つの要素を意識してやってもらいました↓










1)移乗先の物体(車いす他)は、どこに・どの向きで用意されていると移乗しやすかったか

2)両足の位置や動きは、どのようだと動作しやすかったか

3)動作中、頭の位置は上下したか(いったん立ち上がって方向転換したか)、あるいは、中腰のまま水平移動したか

4)手はどう使うと、移乗しやすかったか








「移乗」が出来れば「寝たきり」を防ぎやすくなるので、一つひとつ掘り下げて行きましょう('ω')

今回は上記2に関してですが、動作能力が低い(介助量多目の)人の想定だと、

基本的な考え方としては「動きを最小限に抑えること」を意識すれば、

動作能力が低い人でも(介助)移乗できる可能性が高まりますね(^_-)-☆








「動作の最小限化」を考えるにあたり、

「移乗動作」に関しては、「立ち上がってから方向転換するのか」「中腰のまま回転するのか」で異なるため、

次号では、上記3について掘り下げて行きましょう。

ご本人の動作能力次第で区別して捉えると、理解しやすくなりますよ(^_-)-☆









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■編集後記
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昨日は布団をやっと干せました。

最近は梅雨だったり、雨はなくとも太陽があまり出ていなかったり、

タイミングが合わなかったり、だったので、

ようやく干せてうれしいです(^^)/










太陽光や自然風にさらすことで、

衛生面も改善しそうですし、硬くなった線維なども多少回復して良い感じです。

今年は「太陽フレア」や「暑すぎる夏」の話題が多いですが、

「太陽の恵み」には感謝、感謝です。



















最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172