第310号:レナト式リハビリのフロー213:片麻痺への対応125 〜片麻痺関連の余談64:〜街中で見かける介助58〜
<第310号(2025.3.29)>
☆★☆──────────────────────────────────────
家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜
─────────────────────────────────────────
発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。
第310号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー213
「片麻痺への対応125 〜片麻痺関連の余談64:〜街中で見かける介助58〜」
■編集後記:インドア生活でも楽しむ
_______________________
■レナト式リハビリのフロー213
「片麻痺への対応125 〜片麻痺関連の余談64:〜街中で見かける介助58〜」
_______________________
今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓https://no-pain-yes-gain.com/free/w186
今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。
「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。
介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、
介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、
リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。
片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、
「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。
ご本人の頑張り屋な性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、
「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過剰な緊張の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。
前々号では、「悪循環」と「好循環」の状態を(おおまかに)比較してみました。
前号では更に理解を深めるべく、その比較を「具体的な動作」で見てみました(「立ち上がり動作」を代表例に)。
「努力の方向性」を間違えていると、うまく行かない(出口に向かえない)のは、どういう分野でも同じですね。
今回は、その(立ち上がり動作を例にした)「悪循環」に対し、何をすれば「好循環(病気前の本来の動作)」に近づけられるのか、について例をお伝えして行きます。
前号の悪循環の各要素に対比させる形で、一つひとつ見ていきましょう。
【悪循環の要素】
・麻痺側のお尻に体重を載せなくなり、骨盤(土台)が傾くことで、座位姿勢も傾く【麻痺の影響】
↑
【好循環に戻す(近づける)にもは】
・(家族もできるリハビリで)麻痺側のお尻に体重を載せやすくし、骨盤(土台)が水平化することで、座位姿勢も傾かせない【リハビリの効果】
【悪循環の要素】
・座位姿勢が傾くと、上体の重さを背骨などの骨で支える割合が減り、その分「筋肉」が肩代わりして支えるため、筋緊張が高まる【物理的な影響】
↑
【好循環に戻す(近づける)にもは】
・座位姿勢が傾かないので、上体の重さを背骨などの骨で支える割合が増え(病前の本来の割合に近づき)、「筋肉」が肩代わりして支えることを最小限に抑えられるため、筋緊張が必要以上に高まりにくい【物理的な影響を抑えた状態】
【悪循環の要素】
・筋緊張が高い部位が偏った姿勢を長時間・長期間とると、固定化してしまう【肉体的な影響】
↑
【好循環に戻す(近づける)にもは】
・(上体の重さを骨で支える割合が戻り・増え)本来リラックスすべき筋肉がリラックスできるため、体(筋膜)が硬くなりづらく、姿勢が固定化しづらい【肉体的な影響を抑えた状態】
長くなるので、今回はひとまず、ここまでにしておきます(あと半分くらい要素がありましたが)。
上記の比較だけを見ても、対処しないと悪循環にハマりそうになるのを、明確に意図を持ってとどめているのが分かりますね。
「全体像」を捉えて(悪循環の仕組みを捉えて)対処すれば、そういうことが可能です。
次号では、続き(残りの要素)に関して、好循環との比較を進めて行きましょう。
_________________
■編集後記
_________________
昨日の私はクシャミと鼻水が止まらず、鼻が壊れた状態でした( ゚Д゚)
花粉と黄砂とが合体した悪影響だったのかも知れませんが、
今シーズン一番のひどい症状でした。
あちこちで春のイベントやフェスが開催されるのに、これでは行けなさそうです( ;∀;)
ただ、家の中でも、やりたい作業は結構あるので、
自分のやる気と相談しながら、一つひとつ、こなしています。
例えば、昨年の引っ越し以来、放置していた物を整理すると、
スッキリする上に新たなスペースができたりして、気分も上がって来ます(^^)/
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46
・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172