第309号:レナト式リハビリのフロー212:片麻痺への対応124 〜片麻痺関連の余談63:〜街中で見かける介助57〜

 

 

 

<第309号(2025.3.22)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。










第309号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー212

  「片麻痺への対応124〜片麻痺関連の余談63:〜街中で見かける介助57〜」




■編集後記:サッカー男子の日本代表


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■レナト式リハビリのフロー212

  「片麻痺への対応124〜片麻痺関連の余談63:〜街中で見かける介助57〜」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。

介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、

介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、

リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。








片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、

「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。

ご本人の頑張り屋な性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、

「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過剰な緊張の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。









前号では、「悪循環」と「好循環」の状態を(おおまかに)比較してみました。

今回は更に理解を深めるべく、その比較を「具体的な動作」で見てみましょう。

代表例として「立ち上がり動作」を取り上げます。

それにおける「悪循環」の一例は、次のようになります↓








・麻痺側のお尻に体重を載せなくなり、骨盤(土台)が傾くことで、座位姿勢も傾く【麻痺の影響】
 ↓
・座位姿勢が傾くと、上体の重さを背骨などの骨で支える割合が減り、その分「筋肉」が肩代わりして支えるため、筋緊張が高まる【物理的な影響】
 ↓
・筋緊張が高い部位が偏った姿勢を長時間・長期間とると、固定化してしまう【肉体的な影響】
 ↓
・傾いた姿勢では頭の位置も本来の高さより低くなる【物理的な影響】
 ↓
・座位姿勢の頭の位置が低いと、立ち上がりの前半(重力を利用してお尻を浮かせる段階)がうまくいかず、お尻を浮かせにくくなる【物理的な影響】
 ↓
・ご本人が自分で立ち上がりにくいので、介助が必要になる(お尻の浮かなさ次第で、介助量も増える)【物理的な影響】
 ↓
・介助者の疲労や不安、ストレスが貯まる【上記の因果関係の影響】









どうでしょうか?

【】の要素の中で【麻痺の影響】だけは病気によるものなので、それ自体をなかったことには出来ませんが、

【物理的な影響】や【肉体的な影響】の要素は、「(リハビリなど)何もしなかったら、仕組み的に当然そうなるよね」という自然な流れ(結果)です。

ご本人が間違った方向に努力しようとしたり、介助者が「がんばって立ち上がってよ!」などと叱咤してしまうと、

【上記の因果関係の影響】が強まってしまい、「悪循環」がヒドくなるわけですね( ゚Д゚)

ご本人は力むし、使える非麻痺側でがんばろうとするので、体のゆがみ(傾き)を助長→悪循環が強化されかねませんね( ゚Д゚)








大変な状況だから「もがく」のに、

それをすると「悪循環」」にハマる、というのは本当に酷な状況です。

「努力の方向性」を間違えていると、うまく行かない(出口に向かえない)のは、どういう分野でも同じなので、

次号では、上記の(立ち上がり動作を例にした)「悪循環」に対し、何をすれば「好循環(病気前の本来の動作)」に近づけられるのか、その例についてお伝えして行きます。









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■編集後記
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先日、サッカー男子の日本代表がW杯への出場権を勝ち取りました。

開催国(自動出場)以外では世界最速で出場決定とのことですが、

アジア予選の開催時期が他大陸より早目なので、

そこはまあ、それなりに捉えた方が良さそうです(^_-)-☆








ただ、最速で本大会の準備に入れる、というアドバンテージは最大限に活かしたいところでしょう。

本大会まで1年以上あるため、選手はその分、歳をとります。

若手などの発掘・代表に召集しての融合などを早目に進めて欲しいものです。

そして、シビアな決勝トーナメントを勝ち上がって行きましょう(^^)/














最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172