第306号:レナト式リハビリのフロー209:片麻痺への対応121 〜片麻痺関連の余談60:〜街中で見かける介助54〜

 

 

 

<第306号(2025.3.1)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。










第306号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー209

  「片麻痺への対応121〜片麻痺関連の余談60:〜街中で見かける介助54〜」




■編集後記:活動欲が増す「春」(^O^)/



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■レナト式リハビリのフロー209

  「片麻痺への対応121〜片麻痺関連の余談60:〜街中で見かける介助54〜」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。

介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、

介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、

リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。








片麻痺の過緊張タイプの人に対応するにあたり、留意せねばならないのは、

「逆効果」なことをして、「悪循環」にハマってしまう人を、適切な方向へどう導くか、ということです。

ご本人の頑張り屋やな性格や、不安にかられた周囲の人からの無理なアプローチなどにより、

「努力すればするほど、ぎこちない動きになるし、過剰な緊張の体を放置すると余計に硬くなる(その悪循環から抜け出せなくなる、苦しみや危険、介助量も増える)」という、やるせない状況になりかねません。









この「逆効果」や「悪循環」に対応するにあたり、

過緊張タイプによく見られる【共通要素】と言ってもよさそうな要素と、体の部位ごとで配慮点があるような【個別要素】に大きく分けた方が混乱せずに済みそうです。

各代表例を通して捉えた方が理解しやすいでしょうから、以下のようなケースを取り上げます↓

【共通要素】
<悪い意味での「もがき」>
 ・「努力の方向性」を間違えていて、動作能力を自ら低下させてしまう

【個別要素】
<足部(足首付近)を例に>
 ・足部の関節の過度な曲がりを矯正しようとして、むしろ助長してしまう
  →その結果、足部が体重を載せて良い状態にならない(なのに、無理に歩こうとする)








次号では、【共通要素】の方から始めましょう。

誰しも苦しい時には、その状況から脱出しようと努力することが多いでしょう。

しかし、「努力の方向性」を適切な方へ向けないと、「頑張っているのに、良い結果が出ない」という新たな苦しみを生み出し、「悪循環」にハマりかねません。

片麻痺の過緊張タイプの人には本当に多く見られる要素なので、掘り下げて行きましょう('ω')








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■編集後記
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2月が終わり、3月になりました。

まだまだ寒さの影響がありますが、意識的には「春」に入った感じです(^O^)/

寒いのが好きな人を除いて、人間はある程度あたたかくないと、活動しづらいですもんね。

「どこそこへ出かけてみようかな」と楽しみが増えるのも、良いですね。








5月頃の本格的な行楽シーズンに向けて、色々と準備をするのも楽しそうです。

自分の趣味や余暇に関して話す人は、目や魂が輝いているようで、私は好きです。

逆に、いつも仕事の話ばかりする人に会うと、残念な感じがします(仕事が趣味な場合は別ですが)。

「自分の趣味って何だろう?」と思い出せない人は、単純に何をしていると楽しいかを思い出してみて下さいね(^O^)/












最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172