第301号:レナト式リハビリのフロー204:片麻痺への対応116 〜片麻痺関連の余談55:〜街中で見かける介助49〜

 

 

 

<第301号(2025.1.25)>

 

 

 


 

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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜


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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。

第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。










第301号は、こちらです↓




■レナト式リハビリのフロー204

  「片麻痺への対応116〜片麻痺関連の余談55:〜街中で見かける介助49〜」




■編集後記:今年は花粉が早いとか、、、('Д')



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■レナト式リハビリのフロー204

  「片麻痺への対応116〜片麻痺関連の余談55:〜街中で見かける介助49〜」

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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから

「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓

「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w186








今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。

片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、

片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。

いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。









「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。

介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、

介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、

リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。








今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。

さらに言うと、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話になります。

片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」は動作をジャマするので、それをを取り除いたり(減らしたり)、普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、

ご本人の動作能力の向上や事故リスクの軽減、介助者であるあなたの介助負担の減少などを目指しましょう。









最近は、コリや痛みにつながりやすい体(筋膜)の硬さが、

どういう条件下で起こりやすいかの「まとめ的な内容」に入り、主な要素を列挙しました(メルマガ第294号で)。

その後、その各要素を掘り下げ、対応などをご紹介し始めています。

要素として<温度関連>→<不動関連>と進み、前回からは<精神の緊張>へ進んでいます。








心(精神)の緊張が体の緊張(筋緊張)に影響するのは、

一般の人でもそうですし、片麻痺(過緊張タイプ)の人は尚更というお話も前回しました。

今回は片麻痺の人に対して、どうしてあげれば良いか、というお話です。

結論から言うと、心の緊張アップと「逆の要素」を提供してあげれば良い、ということです。







「心(精神)の緊張」は「不安や恐怖」と言い換え得るので、

その逆の状態と言えば「安心(リラックス、安定)」ということですね。

ここには物理的な(肉体的な)安定もありますし、

そこから来る精神的な安心もあります。









まず、物理的な(肉体的な)安定を提供するお話ですが、

以前つくった動画に、それに関連する話があるので、まずはご紹介します↓

【関連動画:不安定な状態のまま動こうとすると悪循環になる話】

https://www.youtube.com/watch?v=3HGdEd4dybQ&list=PL87Hh0oDQOdclnaYJOjpn-gSEZiZqfh5P&index=3









物理的(肉体的)な不安定の例としては、誰しも例えば、つま先立ちで立っていたら全身が緊張しますし、

腰かけていても上体が横に傾いていれば、やはり緊張します。

土台(足や骨盤など)を安定させていないのに、そこに体重を載せたら、

骨で重さを支えにくく、筋肉が肩代わりして支えるため、筋緊張が高まるのは当然ですね。











なので、まずは土台を安定させてあげるリハビリが必要です。

足や骨盤など、個々のリハビリの方法はここでは述べませんが、

概念としては、固い骨で体重を支える割合を極力戻して、物理的に筋肉がリラックスしやすい状態をつくることが大事です。

次号では、その上で、ご本人の精神的緊張を下げてあげるために、介助者などができることをご紹介する予定です。








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■編集後記
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花粉症につながる花粉の飛散が、今年は早いという情報が流れました。

地域差などもあるでしょうけど、早い(終了までの期間が長い)のは困りますね。

鼻水や目のかゆみ等のツラい症状もさることながら、

それらを防ぐために、布団を外に干しづらくなったりするのも困ります。








私自身は昨年の夏に引越をしたので、

現住居の地域の花粉が例年どのような感じかを知りません。

以前いた東京よりも木々は多いのですが、

その分「土」も多いので、花粉が何度も舞い上がることなく少ない影響で済んで欲しいなあ、と願っています('ω')
















最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。

では、また次回をお楽しみに!



(レナト)











・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172