第300号:レナト式リハビリのフロー203:片麻痺への対応115 〜片麻痺関連の余談54:〜街中で見かける介助48〜
<第300号(2025.1.18)>
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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。
第300号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー203
「片麻痺への対応115〜片麻痺関連の余談54:〜街中で見かける介助48〜」
■編集後記:資源は大事にしないと、ですね
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■レナト式リハビリのフロー203
「片麻痺への対応115〜片麻痺関連の余談54:〜街中で見かける介助48〜」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/free/w186
今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。
「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。
介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、
介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、
リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。
今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。
さらに言うと、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話になります。
片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」は動作をジャマするので、それをを取り除いたり(減らしたり)、普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、
ご本人の動作能力の向上や事故リスクの軽減、介助者であるあなたの介助負担の減少などを目指しましょう。
最近は、コリや痛みにつながりやすい体(筋膜)の硬さが、
どういう条件下で起こりやすいかの「まとめ的な内容」に入り、主な要素を列挙しました(メルマガ第294号で)。
その後、その各要素を掘り下げ、対応などをご紹介し始めています。
要素として<温度関連>→<不動関連>と進み、今回は次の<精神の緊張>へ進みます。
「心と体は、つながっている」というのは、誰しも経験則でお分かりでしょう。
例えば、大事な試験や面接などがある前は、緊張で体が硬くなってしまいやすいですね。
「硬くなる=筋緊張が上がっている(必要以上に筋肉が収縮してしまっている)」という状態なので、
心(精神)の緊張が、体の緊張(筋緊張)に直接、影響しているわけですね。
問題なのは、それが長時間続くと、筋膜が硬くなってしまいやすいことです。
短時間の緊張でも、人によっては「肩が凝った〜」となるかも知れないのに、
長時間・長期間の過緊張状態では、体がバリバリに硬くなってしまいかねないのはイメージしやすいでしょう。
一般的な人でもなりやすいのに、自分でほぐすのが難しい脳卒中片麻痺の過緊張型の人などは尚更です。
片麻痺の過緊張タイプの人では、体が硬くなるだけでなく、危険を伴うこともあります。
例えば、歩行中にご本人が「あの段差は、歩くのが難しそうだな」と予測した瞬間、
麻痺側の緊張が高まって動きがぎこちなくなることは、よくあります。
そのせいで実際に転倒などしたものなら、今後なおさら苦手意識が高まり、余計に過緊張になって失敗する「悪循環」にハマりかねませんね。
こういう場合は、どうすれば(どうしてあげれば)良いでしょうか?
緊張しやすい性格など、ご本人の独自要素もあり得ますが、
どの人にも共通した対応の例などを次号でご紹介します。
「精神の緊張」は「不安や恐怖」と言い換え得るので、その逆の状態に近づけることが鍵になります('ω')
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■編集後記
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水道料金の伝票が届いたので金額を見てみると、
引っ越す前より割と高くなっていました。
調べると水道料金自体も現在の地域の方が少し高い設定ではあるのですが、
現住居は水圧が高くて使いやすいため、無意識にジャバジャバ使っていたのかも知れません(>_<)
引越前後は作業が大変だったで、コストより体力温存などを優先していましたが、
引越後の生活もだいぶ軌道に乗って来たので、
生活維持費(ランニングコスト)を抑える方に意識を向ける段階に入ったようです。
それに、資源を大切に使うのは大事なので、やれる範囲で取り組んでみようと思います('ω')
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46
・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172