第297号:レナト式リハビリのフロー200:片麻痺への対応112 〜片麻痺関連の余談51:〜街中で見かける介助45〜
<第297号(2024.12.28)>
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家族がリハビリをする時代 〜ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ〜
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリのフロー」に関するメルマガをお届けしています。
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。
第297号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー200
「片麻痺への対応112〜片麻痺関連の余談51:〜街中で見かける介助45〜」
■編集後記:今年もお付き合い下さり、ありがとうございました(^O^)/
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■レナト式リハビリのフロー200
「片麻痺への対応112〜片麻痺関連の余談51:〜街中で見かける介助45〜」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページから
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/free/w186
今はレナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連のお話(余談を含む)として進めています。
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないので(人間の体は基本的に同じ構造ですし)、
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄への対応でも楽しくなって来ますよ。
「片麻痺に関するその他(余談)」の中でも、「ベッド柵」などの用具類に関してお伝えした後は「介助」に移りました。
介助スキルも大事なのですが、そもそも介助量や転倒等のリスクを減らしたいなら、
介助スキルに頼り過ぎるより、普段から(介助対象である)ご本人の能力を、
リハビリで向上・維持しておいた方がお互いにラクですね。
今回も、片麻痺者の動作能力を上げて、介助者の負担(介助量)を減らす話には変わりありません。
さらに言うと、レナト式リハビリでよく登場する「改善の2本柱(足りないものは足す、ジャマするものは取り除く)」の、「ジャマするものは取り除く(減らす)」の方の話になります。
片麻痺者(過緊張タイプ)の「体(筋膜)の硬さ」は動作をジャマするので、それをを取り除いたり(減らしたり)、普段から柔軟性をできるだけ保つように先手を打つことで、
ご本人の動作能力の向上や事故リスクの軽減、介助者であるあなたの介助負担の減少などを目指しましょう。
最近は、コリや痛みにつながりやすい体(筋膜)の硬さが、
どういう条件下で起こりやすいかの「まとめ的な内容」に入り、主な要素を列挙しました(メルマガ第294号で)。
前々回からは、その各要素を掘り下げ、対応などをご紹介し始めています。
その最初の要素として<温度関連>についてお伝えしたので、今回は二つ目として<不動関連>に進みます。
一般的な人でも、例えば、数時間続けてデスクワークをしていたら、体が多少硬くなりますね。
体の柔軟性を取り戻すために、人によっては全身で「伸び」をしたり、少し動き回ったりします。
しかし、もともと寝たきりに近い状態の人や、動かない(動けない)時間・期間が長い人は、
一般的な人のように体(筋膜)の柔軟性を取り戻せる機会が乏しいため、硬さがひどくなりやすいです。
このような「不動」の影響だけでも大変なのに、
そこに前回までの「低い気温」や「気温の低下」などが重なると、どうでしょう?
かなり大変な状態(柔軟性をすぐには取り戻しにくい状態)になっているのは、想像しやすいですね。
普段から手を入れて柔軟性を保つ、という「軌道にのった状態」までもって行くのに一苦労です。
さらに悪いことに、
体が硬くなると動きにくくなるし、無理に動こうとすると「痛み」が出やすいため、
ご本人は余計に動かなくなったり、
介助者が動かそうとしても、ご本人が拒否してやはり体(筋膜)の硬さが悪化する「悪循環」に陥りやすくなります。
上記のようなニッチモサッチモいかない状態で「よくある例」を、次号ではご紹介する予定です。
ベッド上で長時間・長期の臥床状態にある人が、どういう体(筋膜)の硬さになってしまいやすいか、
それによって、どういう動作に直接的に悪影響があるか、などをみて行きましょう。
動けない人(動きたがらない人)を冬場に放置すると、けっこう大変なことになりますよ('Д')
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■編集後記
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今年もあと数日です。
私にとって今年は、引越をしたのが最大のイベントでした。
引越は単に荷物の移動だけでは済まないので、色んな調査・手配や登録変更などが大変でしたね。
でも有難いことに、ようやく引越先での生活も軌道にのったようです。
実は、(何度も書き直していた)リハビリ関連の新作執筆も、ようやく再開できそうな感じなので、
できれば来年はその作業をメインにやりたいなあ、、、とは思っています。
ついに、高齢化2025年問題の本番を迎えるわけですし、、、まあ、ボチボチやらせてもらいます(^_-)-☆
今年もこのメルマガにお付き合い下さり、ありがとうございました。皆さまも良いお年をお迎え下さい。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい。
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46
・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172