第247号:レナト式リハビリのフロー151:片麻痺への対応62 ~片麻痺関連の余談1:ベッド柵~
<第247号(2024.1.13)>
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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリの
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよ
第247号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー151
「片麻痺への対応62 ~片麻痺関連の余談1:ベッド柵~」
■編集後記:「置き薬」を見直しています
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■レナト式リハビリのフロー151
「片麻痺への対応62 ~片麻痺関連の余談1:ベッド柵~」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/f
ここしばらくはずっと、レナト式リハビリのフローの中でも、「片
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないの
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄
前号にて、ご家族もできる「片麻痺による低緊張に対するアプロー
今回からは余談的に、「片麻痺に関するその他」に進む予定です。
例えば、「リハビリ専門職の立場から言うと、こういうことはおス
理由つきでご紹介して行くイメージです。
最初にご紹介するテーマは「ベッド柵の利用」に関してです。
片麻痺の場合、非麻痺側の手でベッド柵を引っ張り、起き上がりの
ただ、「手で強く引っ張る」という動きは、(ご自分でカンタンに
(寒い時など誰しも体を丸めるように)不良姿勢につながりやすく
体が丸まると、腰かけた姿勢の場合は「頭の位置」が低くなるため
このメルマガでも何度もお伝えした「立ち上がり困難」につながり
ついでに言うと、立った姿勢や歩行時においても、頭の位置が低い
お腹に力が入りづらく、周辺の筋肉たちが仕事しづらくなるのも以
つまり、「目先のこと=起き上がりの助力」だけしか考えないので
その後で体を起こして活動する前提だと「マイナスの影響」が目立
では、どうすればいいかというと、やはり本来の「体幹の力を使っ
体幹筋群などを使いやすくして行くことで、(立ち上がり・歩行時
体幹を使いやすくする要素としては、
「リハビリ効果もある介助方法」でご紹介したような「連結」の要
体の中心である「お腹」を使いやすくする要素もあります。
つまり、「運動連鎖」を起こしやすくするわけですね(効率的に動
しかし、お腹からの「運動連鎖」がしやすい状態にしても、周辺の
「お尻まわりの筋肉をトントン」など、各パーツの状態も整え、
動作をジャマする体(筋膜)の硬さなどを減らして行くことで、
「改善の2本柱(不足は足し、ジャマは減らす)」を達成して行く
もちろん、何事も「安全第一」なので、ベッド柵を使った方が良い
ただ、それが当たり前だという意識で「思考停止」するのではなく
ベッド柵に頼らない「本来の動作」に近づけて行くという意識の方
立ち上がりや歩行などの動作改善に近いづいて行きやすくなります
今回はベッド付近の話が出たので、次号では関連する話として、
「低反発マットレスは使うべき?」というものを取り上げます。
何事も目的次第で結論は変わりますが、こういう目的であれば使え
こういう目的なら使わない方がいいのでは?という展開にする予定
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■編集後記
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災害情報を観ていると、自分の身の回りのあるものを見直したくな
水や食料の備蓄もそうですが、「薬」は特に中高年になると色々と
普段病院から処方されているものは何年もストックする類のもので
使用期間が数年あるような市販薬だと、「置き薬」的に箱に入れて
置き薬の箱を中身ごとセットで買うこともできるのでしょうけども
自分や家族に必要なものを優先的に、かつ使い慣れた銘柄の薬など
ガーゼや包帯なども自分で選びたいので、ドラッグストアなどで少
最近は包帯なども「ハサミがなくても切れる」タイプのものがあっ
いざ事が起こってからでは品薄になったり、
そもそも買いに行く余力がなかったり、
すでにケガしてしまっていたりしかねません。
色々と備えておきたいですね(^_-)-☆
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
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