第220号:レナト式リハビリのフロー124:片麻痺への対応35 ~筋緊張が不足して支えが弱い人への対応7~
<第220号(2023.7.8)>
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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリの
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよ
第220号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー124
「片麻痺への対応35 ~筋緊張が不足して支えが弱い人への対応7~」
■編集後記:節約も大事ですが、熱中症には気を付けて
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■レナト式リハビリのフロー124
「片麻痺への対応35 ~筋緊張が不足して支えが弱い人への対応7~」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/f
ここしばらくはずっと、レナト式リハビリのフローの中でも、「片
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないの
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄
最近は片麻痺の中でも「筋肉の緊張が不足して(体を支えにくくて
前提としては、「完全な弛緩麻痺」は除きます。
対象としては、筋肉の緊張がゼロではないが、何割かは低下してい
それを高めて必要な緊張に近づけたい(その結果、体を支える部位
概要を振り返ると、以下のようなアプローチはご家族もやれますよ
1)腹筋(ここが仕事してくれないと、全ての動作が不安定になり
2)お尻まわりの筋肉(ここがフニャフニャだと、腰かけると体が
3)ウエストの筋肉(ここが低緊張だと、上体が横に傾きやすくな
ここしばらくは、上記1の「腹筋」のお話をしています。
あまり動けない高齢者や、自分でうまく動けない片麻痺の人などに
だからと言って放置していると、「腹筋」がさらに使いづらく(必
そこで「レナト式リハビリ」では、他者が外から少し力を加えるだ
今回は、相手が寝た姿勢(主に仰向け=天井向き)の状態で行う方
相手の両脚を閉じ気味にして膝付近をお腹の方へ向かって軽く押す
仰向けの相手の体を、やや内股になる配置にしてから膝付近(膝の
押す際に、相手の太腿を軽く内側に転がしながら押すと尚、効果的
セルフで体験してもらったような「腹筋が自動的にキュッと締まる
必ず相手にそうなったか確認しながら行って下さい。
もし相手が失語などで話せない場合は、例えば「表情で教えてね」
仰向けの相手がこれだけで腹筋の収縮を感じられたらOkですし、
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■編集後記
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熱中症の注意がよく出る季節になって来ました。
日本の暑さは湿気が多いため、体の汗が気化しづらく、汗をかいて
むしろ、イメージ的には汗が体をコーティングしてしまい、熱が体
「暑い国の人は辛いものを食べて、汗をどんどんかくようにしてい
高齢者の中には、暑さを感じにくくなっている人もいますし、
感じても経済的な理由でエアコン等を使わない人もいます。
前者は換気すらしていないので、そういうお宅に入るとすぐに分か
後者はうまくやれていればいいですが、必要ならやはりエアコン等
電気代などのエネルギー費の高騰もあり、積極的に使う気にならな
熱中症になって危険な目にあったり、入院して費用がかかったりす
必ずしも節約がベストとは限りませんものね。
いずれにせよ、できる予防や対策を一つひとつやってみて下さい。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
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