第216号:レナト式リハビリのフロー120:片麻痺への対応31 ~筋緊張が不足して支えが弱い人への対応3~
<第216号(2023.6.10)>
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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリの
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよ
第216号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー120
「片麻痺への対応31 ~筋緊張が不足して支えが弱い人への対応3~」
■編集後記:ジメジメする季節です
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■レナト式リハビリのフロー120
「片麻痺への対応31 ~筋緊張が不足して支えが弱い人への対応3~」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/f
ここしばらくはずっと、レナト式リハビリのフローの中でも、「片
片麻痺でない一般の高齢者などにも当てはまる要素が少なくないの
片麻痺でないケースにも参考にしてもらえると嬉しいです。
いつの間にか点と点が線になって理解が深まって来ると、同じ事柄
前々回からは片麻痺の中でも「筋肉の緊張が不足して(体を支えに
前提としては、「完全な弛緩麻痺」は除きます。
対象としては、筋肉の緊張がゼロではないが、何割かは低下してい
それを高めて必要な緊張に近づけたい(その結果、体を支える部位
筋緊張が不足する状態を、ぬるま湯に入った後や、就寝中に起きて
もちろん、片麻痺の筋緊張低下と全く同じ状態ではないですが、「
いずれにせよ、「支える仕事をすべき部位がしてくれない」状態だ
姿勢を保持することも、動作を安定的に行うことも難しくなります
さて、ご家族ができるアプローチの話に戻ると、必要な部位の緊張
その際、優先的な部位は以下のようになります;
1)腹筋(ここが仕事してくれないと、全ての動作が不安定になり
2)お尻まわりの筋肉(ここがフニャフニャだと、腰かけると体が
3)ウエストの筋肉(ここが低緊張だと、上体が横に傾きやすくな
次号は上記1の「腹筋」のお話から進めて行きましょう。
片麻痺など自力で腹筋トレが出来ない人向けに、外からの力で他者
体の中心である「腹筋」に力が入らないと(緊張が足りないと)全
まずは体の中心を安定させてあげましょう。
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■編集後記
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梅雨の季節になって来ています。
ベッド上での動作能力が低い高齢者などは、寝返りも自由に行えな
体の背面がずっと敷布団に接したまま、汗をかき続ける場合があり
当然、蒸れて来ますし、不衛生にもなりますね。
食べものなどがカビないか気にするご家庭は多いかと思いますが、
動作能力の低い人にも色々と不衛生なことが増えて来る季節です。
「この状態で過ごしていれば、こういうことになりそうだよね」と
湿気が多い時期を、先回りしながら対応してみて下さい。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
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