第192号:レナト式リハビリのフロー96:片麻痺への対応7 ~伸ばそうとして縮こまらせる「逆効果」2~
<第192号(2022.12.24)>
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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリの
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよ
第192号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー96
「片麻痺への対応7 ~伸ばそうとして縮こまらせる『逆効果』2~」
■編集後記:「レナト式リハビリ」が費用面でお役に立ち得ること
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■レナト式リハビリのフロー96
「片麻痺への対応7 ~伸ばそうとして縮こまらせる『逆効果』2~」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ」↓
https://no-pain-yes-gain.com/f
最近は、レナト式リハビリのフローの中でも、「片麻痺」関連に入
片麻痺自体は脳卒中後遺症ですが、それを通して一般の高齢者のリ
片麻痺への対応と併せて、色々とご紹介して行きます。
上記URL内に書き切れなかった関連情報なども、このメルマガで
今回も、ご家族がやれることの復習からスタートです。
麻痺自体のリハビリ治療は、専門職の出番です。ご家族ができ得る
1)本来の「安定の柱」をつくり、リラックスすべき所をリラック
2)逆効果(過緊張の悪化や、それによる体のゆがみ・痛みの増大
前回は例として、「伸ばして(ほぐして)あげたいのに、逆に縮こ
片麻痺の伸びない指や肘、脚などを伸ばしてあげたいのに、かえっ
今回からは「では、どうすれば良いのか」という方法のお話に入り
仕組みと手順を覚えれば、どなたでも出来ますし、「再現性」があ
伸ばしたい部位は色々あるでしょうけども、共通する手順は以下の
A)セッティング(相手の体を安定させる)
B)軽く揺する(緊張を下げる)
C)筋膜の「ゆとり」を、伸ばしたい部位に寄せて来る
D)指や肘、脚など、伸ばしたい部位を伸ばす
E)伸ばした部位が戻りにくいよう保持する
まずは、Aのセッティングに関してです。
体の部位を伸ばしてあげたいので、相手の体がリラックス状態にあ
人体は、より広い面積で支えられている方がリラックスできるので
最もリラックスできるのは仰向けで寝た姿勢、最もリラックスでき
よって、相手を伸ばしてあげたい場合、可能なら以下の優先姿勢が
仰向けに寝た姿勢>横向きに寝た姿勢>腰かけた姿勢(背もたれ使
相手の状態や状況によっては横になれないケースもあるでしょうか
その場合は腰かけた姿勢ということになります(立ったまま伸ばそ
注意点としては、体と敷布団・座面等との間に「隙間」があると、
その分、体が緊張してしまうので、クッションやバスタオル等を使
例えば、車椅子に座っているのであれば、体と背もたれとの間の隙
麻痺側の肘が曲がった状態でぶら下がっているなら、肘の下にクッ
これで相手の体は、与えられた条件下で最もリラックスしやすい状
次号では、上記Bの「(相手の体を)軽く揺すって、緊張を下げる
バスや電車で揺られていると、ウトウトと眠くなって来た経験は誰
適度な振動刺激は、体の緊張を下げてくれるので伸ばしやすくなり
片麻痺の場合は別の大きな意義もあります。カンタンに行える作業
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■編集後記
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費用面の心配や不安というのは、多くの人が抱えている問題でしょ
日本は北欧のように老後の福祉が充実しているわけではないですし
むしろ年金や医療費の自己負担割合の変遷を見ていると、改悪され
政府は新NISAなどの「投資」を推奨する動きも本格化させてい
「老後資金も、自分でなんとかする割合を増やしてね」と言われて
「レナト式リハビリ」が費用面で直接お役に立てそうなのは、「医
高齢者などが転倒→手術→入院→施設入所のパターンをたどれば費
高齢者の動作能力が高まり、普段の医療・介護費が減り得るのは、
また、在宅介護を継続できたとしても、介助量が増えてご家族が「
支出の軽減に比べて「予防」は地味かも知れませんが、大事な資産
あとは、間接的にお役に立てることとして、メルマガや出版物等を
仮に、政府が勧めるように「投資」をやってみるにせよ、投資は判
「考察力」を磨けば、「判断が良くなり→良い結果が出やすくなり
もし、「考える」という作業が苦手、分析・考察なんて意識したこ
そのテーマで書いた書籍もあるので、よかったらご覧下さい↓
【書籍:カンタンに分析・判断する方法をご紹介したもの】
https://no-pain-yes-gain.com/f
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
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・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https