第177号:レナト式リハビリのフロー81:介助とは10 ~拒否・・・見栄を気にする例~
<第177号(2022.9.10)>
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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリの
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよ
第177号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー81
「介助とは10 ~拒否・・・見栄を気にする例~」
■編集後記:粘り強く対応しましょう
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■レナト式リハビリのフロー81
「介助とは10 ~拒否・・・見栄を気にする例~」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「ご家族の介護・介助負担の軽減(=ご本人の身体能力向上→その
「あなたは、高齢のご家族をケアする際に、特にどの介助で困って
「そもそも、介助ってよく分からない(もう少し説明が欲しい)」
https://no-pain-yes-gain.com/f
最近は、上記URLの内容に関連して、「介助とは」というテーマ
最近は、高齢者など相手が介助やリハビリを「拒否」する要因につ
今回も余談的に、特に福祉用具の使用に関してよくある拒否例をお
「見栄」を気にすると、本来使うべき福祉用具を拒否する場合があ
典型的な例は、屋外歩行に不安定性があり、4点杖や歩行器が適切
前回に続き、これも男性に多いですね、、、(苦笑)。
1本杖は形状を見ても分かる通り、決してガッツリ体重をかけて使
自分の脚でかなり体を支えることが出来て、「念のために使う」程
男性はその性質的に、「強く見られたい=弱いと思われたくない」
それが根底にあると、移動補助具として使う福祉用具でさえ、そう
その結果、「このオレが歩行器なんて使ってられるか!、この1本
周囲の人はハラハラしますし、ご本人もうまく歩けないのでイライ
私が担当した中で、女性本人が福祉用具の使用を拒否したケースは
ご主人が屋外を歩行器で歩くのを嫌がる奥様はいらっしゃいました
「置き場が無い、云々」とおっしゃっていましたが、決して置くス
もしかしたら、ご近所の人に歩行器で歩いているご主人を見られる
ただ、その時々の身体能力に適した移動補助具を使わないと、転倒
ムリな歩き方を頑張ってするわけですし、屋外は比較的距離が長い
もともと高血圧な人の場合などは更に血圧が上がるリスクを、自ら
観念や見栄で適切な道具を拒否するのを悪いとまでは言いませんが
【関連動画:リハビリ拒否:周囲はハラハラしているのに】
https://www.youtube.com/watch?
人生において、誰しも何かを拒否することはあり得ます。
他者から見ればなんてことはない事柄でも、ご本人とっては本当に
そんな時、周囲の人が「なんで~なの!」とネガティブな接し方を
ならば、童話の「北風と太陽」で言う、「太陽」の方のアプローチ
次回は、拒否する相手へのアプローチの仕方(コミュニケーション
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■編集後記
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円安が止まらない雰囲気の中、物価の上昇も進んでいます。
今年の10月に値上げされる食品や飲料品の品目が8月の2.5倍
記録的な「値上げの秋」になりそうですね。
私もスーパーなどで、値上げ予定の品目などに目が行くようになり
値上げの主な品目が、ハム・ソーセージ・冷凍食品などの「加工食
私が好きなものばかりなので(苦笑)、とても残念です。
個人の食卓だけでなく、外食産業も当然大変でしょう。
外国人観光客の受け入れ次第では、円安を好機に変えられる可能性
何事も「ピンチはチャンス」ですし、
「夜明け前が最も暗い」のでしょう。
光が見えて来た際に飛躍できるよう、
粘り強く対応や準備を進めたいものです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
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