非は「あなた」にある、と捉えている
他者のせいにせず謙虚なのは結構なことですが、自己嫌悪に陥いるだけの場合は、ちょっと待って下さい。
あなたが主観的に「自分が悪い」で済ましてしまうと、今後同じようなことでまた悩むことになり得るからです。
まずは、徹底的に分析してみましょう。養成校の教員とあなたとの間で何があったのか。
よくあるのは、「観念」の影響です。
誰しも、生まれて育つ中で多少なりとも「観念」がこびりついてしまいます。
「こうすべき」「こうあるべき」「こういうのはいけない」というものですね。
しかし、「マナー」が国により異なるように、観念やこだわり、執着や美学なども、あなたが勝手に引きずっているものである可能性がありますね。
あなたにこびりついた「観念(や価値基準)」のせいで、養成校の教員を「否定する気持ち」が強いようなら、そこに要因の一つがあるかも知れません。
他者をネガティブな気持ちで否定すると、高い確率で相手からも同じように否定し返されますからね↓
【関連書籍】
|
※画像をクリックで動画へ移動します↓
|
「『あること』をやめてみるだけ」↓
|
↑自分の中の「観念」が強いと、その基準に満たない対象にネガティブな気持ちで「否定」しかねません。
実習中にあなたが苦しんだ人間関係(教員、指導者、患者さん、など)を振り返ると、きっかけは何にせよ、あなたは相手をネガティブに強く「否定」しながら接していませんでしたか?
|
次に、少し異なる角度からの話をします。
あなたはこれまで、あなたに対してネガティブに「否定」して来る人に好感を持ったことはあるでしょうか?
また、逆もしかりで、あなたがネガティブに「否定」している相手から、好かれて仕方ないという経験をしたことはあるでしょうか(セクシャルな要因などが入るものは別ですが)?
おそらく、ほとんど無いのではないでしょうか。
あなたと相手、どちらが先にネガティブに「否定」したかはさておき、「ネガティブな否定のスパイラル」に入ると、なかなか難しい状況になりますね。
上記の本は、そのスパイラルからカンタンな方法で抜け出すことをテーマにしていますので、よかったらご覧下さい。
→「養成校の教員とあなた、非はどちらにあると捉えていますか」に戻る