第98号:レナト式リハビリのフロー2:ご家族に、介護やリハビリを必要とする人がいる人

 

 

 

<第98号(2021.3.6)>

 

 

 



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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~

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こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。

前回からは新シリーズ(レナト式リハビリのフローに関するメルマガ)を開始しています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。







最近は自分のホームページにて「レナト式リハビリのフロー」を作成中です(URLは、このメルマガの一番下にもあります)。

例えば、高齢者の在宅生活でよくある現象(転倒した、立ち上がりにくくなったなど)からフローで進み、

その考え得る仕組みや、対応するには「レナト式リハビリ」の中でもどの方法を使うか、などをお伝えしようとするものです。

フロー「チャート」というほどのものではないのですが、ご覧になった方が情報を参照しやすくなればと願っています。







このホームページのフローは以前から作りたかったもので、色々と情報を詰め込みたいのですが、

「文章長すぎ・情報量多すぎ」になると、せっかくのフローなのに「流れにくくなりそう」なので(苦笑)、

できるだけシンプルな内容に収めようとしています。

そのかわり、ホームページに載せなかった内容や補足などを、このメルマガでお伝えする形にして行きたいと思っています。










第98号は、こちらです↓


■レナト式リハビリのフロー2

  「ご家族に、介護やリハビリを必要とする人がいる人」



■編集後記:判断の妥当性を高めるカンタンな方法





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■レナト式リハビリのフロー2

  「ご家族に、介護やリハビリを必要とする人がいる人」


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今回のタイトルは、前回ご紹介したフローの扉ページに登場するスタートの部分の一つで、

クリックしてもらうと、以下のページに進みます↓

https://no-pain-yes-gain.com/free/w177








このスタートから始まるフローは、家庭に高齢者がいる場合に、そのご家族の視点からフローを進めるようにしたものです。

ここから更に以下の3つのフローに分かれて行きます。



1)在宅生活の継続(入院や施設入所をしない生活の継続)

2)ご家族の介護・介助負担の軽減(=ご本人の身体能力向上→その結果として医療・介護費の軽減)

3)脳卒中後遺症(片麻痺)などの悪化を防ぐ









上記URLの本文中にも書いていますが、ご家庭に高齢者がいるからと言って、何でもかんでも心配していては、ご家族の心身がもちません。

「より(優先的に)心配した方がいいこと」を割り出して、優先的にケアするのがよいでしょう。

ただ、目的によって優先すべきことは異なって来ますので、あなたが何を目的とするかの選択肢の例として、上記の1~3を設定してみました。

1~3はそれぞれ関連があり全く別物というわけではありませんし、1~3以外の選択肢ももちろんあり得ますね(今後追加するかも知れません)。









優先を割り出す場合、例えば、「在宅生活にどの程度こだわるか」という要素があります。

ご家庭の経済的に入院や施設入所は困る場合や、ご本人が自宅での生活継続を強く望んでいる場合などは、

入院や入所につながるリスクの芽を、大きいものから順につんで行く作業が優先になり得るでしょう。

一方、ご家庭的にもご本人的にも「別に入所しても構わない(むしろ希望する)」なら、

それまでの間をできるだけ、ご本人・ご家族ともに快適に過ごせるようにすることが優先になるかも知れません。いずれも、目的次第です。









「レナト式リハビリ」は人間に共通する部分をリハビリするものなので、基本的には病院・施設・在宅など場所を問わず活用してもらえます。

ただ、私がより優先的にサポートしたいのは、何らかの理由で充分なリハビリ・サービスが受けられないケースです。

離島などでは訪問リハビリのサービスがない場合もありますし、サービスがある地域でも効果が実感できない場合などですね。

リハビリで動作能力が高まれば、その分介護量を減らせる可能性があるため、少子・超高齢社会で皆が「共倒れ」にならないために必要なアプローチだと捉えています。










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■編集後記
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現在はまだまだコロナ禍で、「何を優先するか、その理由はどういうものか」ということが、あちこちで話題になっています。

日本は(欧米と異なり)文化的にも学校教育的にも「なぜ?」を追求しない傾向があるため、妥当性の高い理由を割り出すのが苦手そうです。

スポーツの練習でも、「なぜ、この練習を、この回数するのか?」と選手から問われて、妥当性の高い説明が出来る指導者がどれくらいいるでしょうか?

「うるさい、つべこべ言わずやれ!」みたいな光景って、いまだに多そうですね(苦笑)。








余談ですが、私がリハビリ以外のテーマで出版しているものの中に、「判断・分析」に関する本があります。

その中で「なぜ?を5回くりかえす」という方法があり、簡単に妥当性を高められるツールとしてご紹介しています。

この本も絵本風?な形式にしているので、カンタンに判断力を高めたい人は、よかったらご覧下さい↓





【「どんどん解決していく 判断のしかた」前編のご紹介ページ】

https://no-pain-yes-gain.com/free/w27


【関連動画の再生リスト(YouTube)】

https://www.youtube.com/playlist?list=PL87Hh0oDQOdcx2zFU4kn8shWIm5mYFB5s









最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい


では、また次回をお楽しみに!

(レナト)





・メルマガのバックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w46

・「レナト式リハビリ」のフロー(一部まだ作成中):https://no-pain-yes-gain.com/free/w172