拒否するようになった(介護やリハビリを)
誰しも何かを「拒否」する場合は、主に
2つの要因があり得ます。
一つは「食わず嫌い」で、未体験のものに
対する不安や恐怖から拒否するもので、
もう一つは「イヤな経験」から拒否に
至るものです↓
【関連動画】
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↑「食わず嫌い」よりもやっかいなのは「イヤな経験があっての拒否」です。
ご本人が必ずしも本当のことを語ってくれるとは限りませんが、できるだけ、以前にどういうイヤな目に会ったのか聞き出せると、対応を検討する鍵になり得ますね。
童話の「北風と太陽」のように、ご自分から上着を脱いでくれる(リハビリをすると言ってくれる)ように導けるといいですね
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このページの前提は、片麻痺のご本人が
「拒否」に至ったのは、ご家族など周囲
の人が何かをした後ということなので、
ご本人に率直に何がイヤだったのか確認
するのが近道です。
もちろん、ご本人が気を遣う人の場合は、
本当のことを語ってくれるとは限りませ
んが、「このままではお互いに良くない」
ということを、心を込めて説明すれば、
理由を話してくれるかも知れません。
「相手の立場で考える」ことが苦手な人に
おススメなのは、介護にせよ何にせよ、
ご自分が「されてみる体験」をすること
です。そうすれば、「ああ、私はこんな
ことをしてしまってたのね(これなら
拒否されて当然かもね)」と、一つ一つ
理解や信頼関係を深めて行ける可能性が
高まりますよ↓
【関連動画】
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↑介助・介護にかかわる場合は、できるだけ、ご自分で「体験」してみて下さい。電動ベッドの角度変更だけでも、ご本人はどういう想いをするのか知るだけでも、あなたの行動が変わって来ますよ
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↑動作介助をする場合も、ご自分でまずその動きをやってみて、体のどのパーツがどう動くのか(ざっくりとでも)把握しましょう。
「ならば、相手の体を介助する際は、このパーツはこうしてあげた方がいいよね」という意識で介助・介護ができるようになると、相手の「拒否」は一気に減る可能性がありますね
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