「移動(段差や傾斜の所)」が不安定
傾斜と段差は、昇降する際に必要な身体能力が似ているため、自宅環境にある「段差」の方をここでは取り上げます(階段や玄関の上がり框など)。
【大きな違いは「滞空時間」】
「平らな所」を移動するのと異なる要素はいくつかありますが、特に、浮かせた脚の「滞空時間」がより長く必要になることがポイントです。
「平らな所」を歩く際は、仮に、浮かせた脚がすぐに落下しても、歩こうと思えば歩けますが(小刻み歩行やすり足になれど)、
段差を歩く際は、平な所を歩く時よりも、浮かせる脚の「滞空時間」をより稼げないと安全な動作が成り立たないということになります(段差につまづいたり、転落したりしやすくなります)。
片脚を浮かせるために必要な要素や、それをジャマする要素は、別なページで説明していますので、ご覧下さい。
ちなみに、浮かせる脚の「滞空時間」は、段差が大きいほど、より必要になりますね。
【関連動画】
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↑ 足が浮かないのは、反対側(踏ん張る側)の「支えの弱さの問題」が多いです
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↑玄関の上がり框はけっこう高いので、踏み台を足すことで高さを緩和できるといいですね
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↑「手すり」は「逆に考えて、もし設置しないとダメージが大きい場所」に優先的に設置するのがいいですね。階段などで「転落」するとダメージが大きいです
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