第38号:「家族もできる、片麻痺へのリハビリ」その19
<第38号(2020.1.4)>
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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
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こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。
理学療法士はリハビリの国家資格です。
このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースで
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお
第38号は、こちらです↓
■「家族もできる、片麻痺のリハビリ」
その19:動作能力の向上で、介助量を減らす
■編集後記:動作改善は「2本柱」で
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■動作能力の向上で、介助量を減らす
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さて、
このメルマガの第20号からは、脳卒中(脳出血や脳梗塞など)の
前号では、体の支え(特に体幹や上半身)ができると、
ご本人の「生活の質」も具体的に高まりますよ、というお話をさせ
実際に、座位が取れる時間が延長すると、ベッドから離れてご家族
車イスに長時間座っていられるため外出できたり、
病院の長い待ち時間に耐えられるので、受診しやすくなったりしま
これは周囲の人の立場からすると、「介護・介助量が減る(諸負担
今回は、そのように「ご本人の身体能力が高まる=その分、介護・
動作の例としては、『立ち上がり動作』が分かりやすいので、参考
「動作能力の向上で、介助量を減らす」(2分10秒)
https://www.youtube.com/watch?
動画の中では、
1.「体(体幹)の支えが安定し、頭が高い位置にあると、立ち上
2.「ご本人が自分で動ける割合が高まる=その分、介助・介護す
などについてお伝えしています。
リハビリの専門職は、ご本人の動作を調べて、
「その動作は(安全に)できるが、この動作は(今は)できない。
だから、この動作には(今は)介助が必要」などと判断して行きま
そして、リハビリで身体能力を高めて、その「介助自体を減らせら
ご本人がやれることまで介助してしまっては、ご本人の能力を退化
必要以上な介助は介助者のエネルギーや時間をロスさせるので、避
介護離職による更なる労働力不足の問題や、介護するご家族の「共
リハビリは、そのような問題を食い止められる、大きな力になり得
レナト式リハビリでは、リハビリ専門職でなくてもカンタンにやれ
効果が出やすく、継続しやすい方法を厳選してお伝えしているので
ご家族自らが、大変な状況を食い止め、「好循環に持ち込む」お役
超高齢社会、病院・施設に入れず(入らず)在宅医療が増加、リハ
一つでも多くのご家庭が、「悪循環な状況を脱する」ことを願って
今回は「立ち上がり動作」が例に出たので、ついでに、
次号では「立ち上がり動作」に関して、「リハビリの効果もある介
介助系の動画をシリーズとしてまとめてご紹介する時期も来るかも
関連する情報であれば、都度ご紹介するのもアリかな、と思ってい
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■編集後記
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次号で動作に関するお話をさせてもらう関係で、
その予習?ではないですが、レナト式リハビリでは動作改善を「2
という動画をご紹介しておきます↓
「立ち上がり:どの動作改善も、シンプルな『2本柱』で進めます
https://www.youtube.com/watch?
このメルマガの第1~3号の頃に、「レナト式リハビリとは」とい
リハビリは複雑に感じるかも知れませんが、本質的なところまでシ
この「2本柱」に収まります。
私自身は「難しいことを難しいまま伝える人」が大嫌いなので(笑
できるだけ噛み砕いて、本質的なところを、カンタンな方法にして
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、
(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」で
・バックナンバー(ページの後半にございます):https:/