リハビリを拒否する人には?
ご家族からリハビリの依頼がある際、
「実は、本人はリハビリを受けたがっていないのですが・・」
という状況は、時々あります。
拒否しているご本人は男性のことが多いです。
動きが不安定なので、周囲のご家族はハラハラしているのに、
ご本人は、「オレにはリハビリなんて必要ない!」
みたいな状況ですね。
そのような場合、いくつかのパターンを私も経験しましたが、
主なパターンとしては、以下の2つがあります。
①リハビリを受けたことがなくて、「食わず嫌い」
②以前受けたリハビリにネガティブな感想を持っていて、「もう受けたくない」
①の場合は、「試させろ」という流れになることが多く、
私も「お試し」として呼ばれたことが何度かあります。
その場合、初回の1回のみでの勝負になりますが、
ちゃんと説明し、その場で動作などに「変化(改善)」を出せれば、
「なんだ、リハビリとはこういうものなのか。来週も来いよ。」
みたいな感じで、継続したサービスにつながりました。
それに対して、②の場合は、
ご本人が、以前受けたリハビリの「何が嫌だったのか」を確認する必要があります。
よくあるのは、「痛くされて嫌だった」とか
「単に歩かされただけで、嫌だった。」などが多い印象です。
つまり、ご本人がマイナスな感想や影響を受けてしまったための拒否なわけです。
①と②のいずれにせよ、
リハビリ専門職の実力次第、ということですが、
実力の高い専門職は、残念ながら簡単には確保できません。
それであれば、
ご家族である程度、リハビリをせざるを得ない状況になりますが、
根拠の乏しいアプローチをしても、ご本人は嫌がるだけでしょう。
レナトがご紹介する方法はいずれも、
臨床で多くの人に対して良い結果が出たものに絞ってあります。
しかも、簡単で、相手の人にはほとんど何もしてもらわなくて良いので、
拒否されにくいのです。
ぜひ、試してみて下さい→出版作品はこちらです。
その間に並行して、
良い結果の出せるリハビリ専門職を探しましょう・・・。