第17号:「病院などで治らなかった痛み」その10:膝の痛み:膝より「上」に問題がある場合

 

 

 

 

<第17号(2019.8.10)>

 

 

 


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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~

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こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。
理学療法士はリハビリの国家資格です。

このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースでやらせてもらっています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。








さて、第17号は、こちらです↓


■「病院などで治らなかった痛み」

  その10:膝の痛み:膝より「上」に問題がある場合


■編集後記:150本記念動画を作成中です

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■膝の痛み:膝より「上」に問題がある場合
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前シリーズでは、動作改善に必要な「2本柱」の話を各動作を通して、させてもらいました。

その中に登場した「動作をジャマするもの」の代表例に、「痛み」があります。




「痛み」と言っても色んな種類がありますが、薬や手術などで対応するタイプの「痛み」ではなく、

ここでは「徒手」で対応できる「痛み」と、その改善方法などについて、ご紹介して行く予定です。






さて、今回の動画は、こちらです。



「膝の痛み:膝より「上」に問題がある場合」(3分41秒)
https://www.youtube.com/watch?v=RLAA_ll9RLE&list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7&index=14





動画の中では、

・「膝自体に問題がなかったのに、上や下からなど、膝の周囲からの影響で痛みが出てくる」

・「上からの影響の中には、お尻まわりの筋肉が低下し、太腿の骨が外へ開いて起こる場合がある」

などについてお伝えしています。







第15号あたりまでお伝えしていた「筋膜由来の痛み」は一段落し、前号からは別な要因の話に入っています。

今回は関節に対して「イレギュラーな力」が加わることで起こる痛みで、

TVコマーシャルなどでもよく登場する、「膝」を例に挙げています。





関節は骨と骨との連結部で、膝関節は太腿の骨と脛(すね)の骨との連結部ですね。

つまり、上半身からの重さや衝撃は太腿の骨を介して膝関節にかかってきますが、

通常の力のかかり方であれば、もともとの体の設計図に適合しているので、そうそう損傷するものではありません。





膝単独の理由で痛みが出る場合は、例えば、

ラグビーのタックルを膝に受けてケガしたとか、

リウマチの関節炎が膝に出たとか、そういう場合です。

その他のほとんどの場合は、膝単独で膝が悪くなることはなく、

上や下からの影響(つまり、「イレギュラーな力」がかかること)で、「結果的に」損傷します。






もともとの体の設計図としては、太腿の骨は(男女とも)やや内股で上半身の重さを支えるように出来ていますので、

例えば、O脚やガニ股など、膝が外へ開く姿勢だと、「イレギュラーな力」が膝にかかってしまいます。

膝が外へ開いてしまう最初の要因が、太腿の骨が外へ開いてしまったせいだった場合、

太腿の骨をやや内股に保持する担当は「お尻まわりの筋肉」であるため、それらの弱さが膝の痛みの原因である可能性が高いです。




「膝が痛いから膝を治療する」ことは必要であっても、「膝が痛くなった原因」を放置していると、

膝は基本的には良くなりませんね(鎮痛薬で痛みを「感じにくくなる」ことはあっても)。







お尻まわりの筋肉は、動画の中でもご紹介した別動画「筋トレ:高齢者や片麻痺の方向け」
https://www.youtube.com/watch?v=xxYTVsBDIM0&list=PL87Hh0oDQOddlrUTKub3gp7hUxgsd26uT&index=1

の中において、「トントンするだけ」で簡単に筋肉をつくれる方法をご紹介していますので、

よかったら、併せてご覧下さい。






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■編集後記
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おかげさまで、動画作成数が150本を超えました。

100本を作成した際にも記念として、「セルフ・リハビリ」として、

簡単に体の中心であるお腹の筋肉をつくり、姿勢や動作を安定させる方法をご紹介しましたが↓

(「【動画100本作成記念】セルフ・リハビリ:体の中心を安定させて、腰痛や肩コリを改善」

https://www.youtube.com/watch?v=jcMBPkO-1zk&list=PL87Hh0oDQOdcuwZdbh1nlOEpvEHqFsrW7&index=1

現在は、150本記念の動画を作成中です。





内容は、100本記念と同じく、ご自分で出来る簡単な「筋トレ」で、

前述の「トントンするだけ」の方法を、より効率的に動作の中で行う方法などをご紹介する予定です。

膝が痛く、ご自分のお尻まわりの筋肉を触ると痩せてしまっていて、膝が外へ開いてしまっている方など、

簡単にお尻まわりの筋肉を取り戻してもらえれば、膝が本来の体の設計図の位置に近づく可能性があります。






最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい


では、また次回をお楽しみに!

(レナト)



・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、簡単にお伝えして行きます

(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」です)。


・バックナンバー(ページの後半にございます):https://no-pain-yes-gain.com/free/w46