第16号:「病院などで治らなかった痛み」その9:腰痛:長期間の「仰向け」で起こる腰痛
<第16号(2019.8.4)>
☆★☆───────────────────────────
家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
──────────────────────────────
こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。
理学療法士はリハビリの国家資格です。
このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースで
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお
さて、第16号は、こちらです↓
■「病院などで治らなかった痛み」
その9:腰痛:長期間の「仰向け」で起こる腰痛
■編集後記:日中は冷房をほとんどつけていないため・・
_______________________
■腰痛:長期間の「仰向け」で起こる腰痛
_______________________
前シリーズでは、動作改善に必要な「2本柱」の話を各動作を通し
その中に登場した「動作をジャマするもの」の代表例に、「痛み」
「痛み」と言っても色んな種類がありますが、薬や手術などで対応
ここでは「徒手」で対応できる「痛み」と、その改善方法などにつ
さて、今回の動画は、こちらです。
「腰痛:長期間の『仰向け』で起こる腰痛」(2分9秒)
https://www.youtube.com/watch?
動画の中では、
・「背骨の弯曲が乏しくなると、上半身の重さや衝撃をうまく逃が
・「長期の臥床で背骨の弯曲が乏しくなるなら、乏しくても支えら
などについてお伝えしています。
これまでお伝えしていた「筋膜由来の痛み」は一段落し、別な要因
今回は在宅でよく見られる、「長期臥床」が影響した痛みです。
自宅は「自分の城」であるため、病院や施設と異なり、ずっと寝て
ただ、そのために背骨の自然な弯曲は乏しくなりやすく、弯曲が果
例えば、陸上競技の「棒高跳び」を思い浮かべてもらうと分かりや
棒がたわむ(弯曲する)から、重さや衝撃を逃がせますが、
もし棒が全くたわまなかったら、棒の根元付近(接地部分)にスト
背骨も同じで、根元付近にストレスがドンとかかると、体は当然、
ただ、今後も臥床が長く続くのなら、背骨の弯曲が乏しくても痛み
胴体の支えを作ってあげて(筋肉で天然のコルセットを作ってあげ
在宅の場合、長期臥床の生活をしている方をよく見かけます。
最初は病気やケガで、そうせざるを得なかったのかも知れませんが
「体を起こすのが億劫」→「起こすと、支えられなくてつらい」→
だからと言って、ご家族が「はい、体を起こして!」と促すだけで
その場限りで長続きしづらいですね。そうであれば、簡単な方法で
物理的に体を支えやすくなって自然と離床時間が増えれば、お互い
「離床、離床」「寝たきり防止」とスローガンのように唱えるだけ
具体的な方法が必要です。かつ簡単に実践できて効果が出る方法で
そういうものに厳選して、出版作品や動画などで、ご紹介していま
_________________
■編集後記
_________________
だいぶ暑くなってきました。
以前、講習会か何かで、東洋医学の話を聴いたことがあるのですが
「人間の体は、次の季節に向かう準備を常にしている。夏にしっか
というような内容だったように記憶しています。
確かに、暑い時期に冷房を使い過ぎて、出るはずの汗をひっこませ
私は日中、熱中症などには気を付けながら、できるだけ冷房をつけ
そのせいもあって、最近、作業がはかどりません!(苦笑)
執筆や動画作成などのペースが明らかに落ちているのですが、「健
それでも、パソコンに汗が落ちて故障しないように気を付けながら
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、
(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」で
・バックナンバー(ページの後半にございます):https:/