医療費を節約 介護費を節約
「リハビリにかかる費用?」の補足になりますが、
リハビリ現場でよく見られる「悪循環」の例を示しておきます。
<悪循環1>
①病気やケガ、加齢などの理由で、動きにくくなる。
↓
②動かないと(活動量が乏しくなると)、全身が硬くなる。
↓
③全身が硬いのに動こうとすると、痛みが出る。
↓
④痛いから、動かなくなる。
↓
⑤動かないから、余計動けなくなる。
他にも、
<悪循環2>
①病気やケガ、加齢などの理由で、動きにくくなる。
↓
②動かないと(活動量が乏しくなると)、身体の支えが弱くなる(体幹や股関節の周囲にある筋肉など)。
↓
③身体の支えが弱くなると、安定して動けない(歩けない、転ぶ、など)。
↓
④安定して動けないと、動きたくなくなる。
↓
⑤動かないから、余計動けなくなる。
<上記の悪循環と、費用との関係>
※悪循環1・2のいずれも、それによりご家族の介護が大変になるだけでなく、受診などの外出に介護タクシーなどの費用がかかってきます。
※悪循環1のように痛みが出れば、整形外科などでの治療費や、市販されている湿布代などの費用がかかってきます。
※悪循環2のように転んでしまうと、骨折などの大けがをした場合、手術・入院の費用がかかります。
頭を打って脳に損傷すると、ずっと麻痺が残ったりして、医療費や介護費がかかり続ける可能性があります。
これらの費用(出費)は、「動ける体」にしておけば、いずれも防げる可能性が高いものです。
レナトの出版作品では、ご家族やリハビリ専門職でない人でもリハビリできるよう、
簡単な方法で、絵など豊富に使って絵本風に説明させてもらっています。
→悪循環1に関しては、リハビリシリーズの4作目で、
→悪循環2に関しては、リハビリシリーズの1~3作目でお伝えしています。
ずっと医療費や介護費がかかり続けるのは、大変です。
ご家族がやれる余地を、試しておいて損はないと考えます😄