第11号:「病院などで治らなかった痛み」その4:「寝違え」は、寝違えてないのでは?
<第11号(2019.6.29)>
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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
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こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。
理学療法士はリハビリの国家資格です。
このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースで
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお
さて、第11号は、こちらです↓
■「病院などで治らなかった痛み」
その4:「寝違え」は、寝違えてないのでは?
■編集後記:思い込み→思考停止は怖いです
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■「寝違え」は、寝違えてないのでは?
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前シリーズでは、動作改善に必要な「2本柱」の話を各動作を通し
その中に登場した「動作をジャマするもの」の代表例に、「痛み」
「痛み」と言っても色んな種類がありますが、薬や手術などで対応
ここでは「徒手」で対応できる「痛み」と、その改善方法などにつ
さて、今回の動画は、こちらです。
「『寝違え』は、寝違えてないのでは?」(2分58秒)
https://www.youtube.com/watch?
動画の中では、
・「眠っている時に、頭を普段と異なる位置には普通は置かないの
・「全身や他の部位の筋膜・筋肉が硬くなっていると、首のような
・「首に原因がない場合は、首を治療しても一時しのぎで良くなら
などについてお伝えしています。
もちろん、旅先でいつもと違う枕を使ったとか、
泥酔してて枕を使ってなかったとか(笑)、頭の位置がいつもと異
全身の柔軟性が保たれていれば、頭と胴体との連結部である首は、
何らかの理由で体が硬くなっているのに(筋膜が伸びない、滑走し
いつもと同じ位置に頭を置こうとすると、首(の筋膜)はいつもよ
そうなら、首に向かって他の部位から「筋膜のゆとり」を戻してあ
痛みは改善しないことになりますね。
病院などで痛む部位の検査をし、そこを治療しても、原因がそこに
痛みに苦しみ続けることになります。
このようなタイプの痛みは、非常によく見られますよ。
「何か月も治療に通っているのに、全然よくならない」という方は
問題がないところを、お金や時間をかけて治療し続けているのかも
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■編集後記
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「思い込み」が良くないのは、皆さんよくご存じの通りです。
「思い込む」と、その他の可能性を考えなくなり、
「思考停止」な状態になってしまいますからね。
利用者さん(患者さん)と話しをしていても、
「私はもう歳だから・・」とか
「私は~という病気だから・・」など、
症状の原因を「思い込み」、他の可能性を捨ててしまっている人が
身近な例ですが、地域の整形外科クリニックなど、患者さんの顔触
「治っていない」わけなので、痛みなどの原因を「疑った方がいい
治療者も人間なので診断が正確でない場合もあるでしょうし、
患者さんの状態が時間とともに「変化」した場合もあるでしょうか
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、
(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」で
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