第10号:「病院などで治らなかった痛み」その3:かわいそうな腰は「中間管理職」

 

 

 

 

<第10号(2019.6.22)>

 

 

 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~

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こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。
理学療法士はリハビリの国家資格です。

このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースでやらせてもらっています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。








さて、第10号は、こちらです↓


■「病院などで治らなかった痛み」

  その3:かわいそうな腰は「中間管理職」


■編集後記:柔軟性は筋膜・筋肉にも、人間関係にも欲しいもので



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■かわいそうな腰は「中間管理職」
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前シリーズでは、動作改善に必要な「2本柱」の話を各動作を通して、させてもらいました。

その中に登場した「動作をジャマするもの」の代表例に、「痛み」があります。




「痛み」と言っても色んな種類がありますが、薬や手術などで対応するタイプの「痛み」ではなく、

ここでは「徒手」で対応できる「痛み」と、その改善方法などについて、ご紹介して行く予定です。






さて、今回の動画は、こちらです。



「腰痛:かわいそうな腰は『中間管理職』」(2分41秒)
https://www.youtube.com/watch?v=teqpp6AyvOU&list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7&index=5&t=0s





動画の中では、

・「上半身と下半身との『境』である腰の筋膜は、体幹を曲げる際に上と下へ引っ張られる」

・「上半身や下半身の筋膜に柔軟性がなくなっていると、間を取り持つ腰が大変」

・「腰に筋膜の『ゆとり』を戻して改善する腰痛なら、筋膜由来の要素あり」

などについてお伝えしています。




体幹を曲げる際に、服でも上半身は上へ引かれ、下半身は下へ引かれますね。

筋膜もそれぞれ服と同じように引かれるので、どちらへも引かれる腰はもともと大変な位置にあります。





全身の柔軟性が保たれていれば腰を境に上下に引かれても大丈夫なのですが、

何らかの理由で体が硬くなっているのに(筋膜が伸びない、滑走しない状態になっているのに)、

無理に体幹を曲げようとすると、腰は上下に引き裂かれるような強烈なストレスを受けます。

それはちょうど、柔軟性のない上司と部下に引き裂かれる「中間管理職」のようですね。





病院などで痛む部位の検査をし、そこを治療しても、原因がそこにないなら当然改善しないので、

痛みに苦しみ続けることになります。




このようなタイプの痛みは、非常によく見られますよ。

「何か月も治療に通っているのに、全然よくならない」という方は

問題がないところを、お金や時間をかけて治療し続けているのかも知れませんね。




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■編集後記
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「柔軟性」が人間関係でも大事なことは言うまでもありませんね。

各自が凝り固まってしまうと、その間に入る人は大変です。

人体で言えば、特に腰や関節部がそれに該当します。




間に入る人や体の部位には限界が来ます。

普段から出来るだけ、柔軟性を保って、彼らを救ってあげたいですね。





最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい


では、また次回をお楽しみに!

(レナト)



・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、簡単にお伝えして行きます

(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」です)。


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